ご飯のお供や酒のおつまみにぴったりな塩辛って、
瓶詰めにされて販売されていることが多いですね。
でも、塩辛は手作りしても美味しいんです。
ただし、手作りする場合は、
注意しなければいけないことがあるんですよ。
今回は、塩辛好きな人のために、
失敗しない塩辛の作り方と、
おすすめの隠し味を紹介します。
塩辛は新鮮な食材とこまめな手入れでぐっとおいしくなる!

イカの塩辛はちゃんとした正しい方法で作る事によって、
十分美味しいものが出来上がるんですよ。
まずは、新鮮な刺身用のスルメイカを用意すること。
塩辛って火を通さないので、
食材は必ず新鮮なものを使ってくださいね。
新鮮なイカを用意できたら、さばいていきましょう。
詳しいさばき方は、下記のURLを参考にしてみてください。
https://www.sirogohan.com/recipe/ika/
続いて、さばいて取り出したイカの肝に塩をまぶします。
ポイントとしては、
肝が見えなくなるまで塩をまぶして
くださいね。
塩をまぶした肝は、ザルに入れて3~4時間ほど放置して、
水分を切っておきましょう。
イカの胴体はエンペラとゲソを外し、皮も剥いた状態にしたら、
一回水洗いして、水分を切ります。
そうしたら、胴体もザルに広げて、
両面に軽く塩をまぶしていきましょう。
あとは、イカの胴体もよく水気を飛ばすこと。
ザルにのせたまま、ラップをしないで、
冷蔵庫に半日~1日置くと、簡単に水分を飛ばせますよ。
もしくは、胴体を串に刺して、
風通しの良い場所に吊るして陰干ししても良いですよ。
肝の水分も切れて、胴体も表面が乾いていたら乾燥はOKです。
乾燥させた胴体は、縦三等分に切ったら、
食べやすい大きさになるように切り揃えていってください。
肝は軽く水洗いしたら、半分に切って、
薄皮から中身だけを出していきましょう。
薄皮から取り出した肝は、裏ごししたり、
包丁で叩いて滑らかにしておくと良いですよ。
次に、ボウルにイカの胴体と肝を入れ、
酒、みりんをそれぞれ小さじ1ほど垂らして、
よく混ぜ合わせてください。
混ざったら容器に移して冷蔵庫で保存。
数時間置けば味が馴染むので、
ご飯のお供やお酒に合う塩辛の完成です。
ただし、自家製の塩辛は保存料などが入っていないので、
傷みやすくなっています。
そのため、塩辛にはこまめに『手入れ』をしましょう。
『手入れ』とは、1日1回、塩辛をよくかき混ぜること。
この『手入れ』を怠ってしまうと、
イカの脂分と水分が分離して、傷みやすくなってしまう
ので、忘れないでくださいね。
また、塩辛は冷蔵庫で保存しても、日持ちは約1週間。
なるべくそれまでには食べ切るようにすると良いですよ。
塩辛の隠し味といえば”唐辛子”や”にんにく”

塩辛に隠し味を加えたいのなら、肝と胴体を混ぜ合わせる時に、
一味唐辛子やショウガを千切りにしたもの
を加えると良いですよ。
また、すりおろしたにんにくを混ぜるのもおすすめ。
パンチが効いた風味になるので、
お酒が進みますよ。
白味噌や塩こうじ、柚子胡椒を混ぜても美味しいので、
是非、自家製塩辛にアレンジを加えてみてくださいね。
まとめ
塩辛を作る時は、必ず新鮮なスルメイカを使うこと。
そして、肝や胴体はよく水分を飛ばしておきましょう。
自家製の塩辛は傷みやすいので、
1日1回はよくかき混ぜて手入れを行ってくださいね。
隠し味には、
一味唐辛子、ショウガの千切り、おろしにんにく、柚子胡椒
などがおすすめですよ!