日本の風習・祭

喪中の正月にやってはいけない事って?

喪中の正月には、

やってはいけないとされる事があります。

 

今回は、

「喪中の正月にやってはいけないこと」

をお話ししていきます。

 

 

喪中の正月にやってはいけない事一覧!チェックしてみましょう。

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早速、

喪中の正月にやってはいけない

と言われていることをチェックしていきましょう。

  • 年賀状や新年のあいさつ
  • 正月飾り
  • おせち料理
  • お年玉
  • 初詣

となります。

では、次から詳細を見ていきましょう。

 

 

年賀状や新年のあいさつ

 

日本の喪中では、

おめでたいこと、祝うことをつつしむ習慣があります。

 

そのため、

年賀状や新年のあいさつは控えます。

 

年賀状の代わりに

喪中はがきを12月上旬までに出しておきましょう。

 

もし、年賀はがきが届いた場合は、

寒中見舞いにて、

喪中はがきを出さなかったことの無礼に対するお詫びと、

本年もよろしくお願いいたしますとの旨を伝えましょう。

 

 

正月飾り

 

門松やしめ縄、鏡餅などの正月飾りは

お祝いの意味で付けられることも多いため

好ましくありません。

 

 

おせち料理

 

おせち料理も新年を祝う料理とされているので

控えるのが好ましいとの意見があります。

 

しかし、

忌明け(仏教で49日、神道で50日のあと)

には食べても良いとされることもあります。

 

おせち料理を食べる場合にも

お頭付きの鯛やエビ、紅白のかまぼこなど

めでたいとされる料理は控えましょう。

 

 

お年玉

 

お年玉を送るのも好ましくないとされています。

 

でも、子供たちはどうしても欲しいですよね。

 

なので、お年玉としてではなく、

お小遣いというかたちで渡しましょう。

 

渡す時には、

おめでとうという言葉は使わないように気を付けて、

子どもたちにも喪中について、

説明してあげると良いですね。

 

 

初詣

 

神社は忌明けには初詣をしても良いと言われていますが、

一般的には好ましくないとされています。

 

 

 

では次は、

おこなっても良いことをご紹介していきます。

 

 

喪中の正月でも、場合によって、やって良いことも?

先の項目では、初詣やおせち料理は

忌明けであれば良いとされているとご紹介しました。

 

他にも大丈夫なことはあるのでしょうか?

 

年越し蕎麦

 

年越しそばは一年の労をねぎらい、

長寿を願うものです。

 

お祝いの意味はないため、

食べてもよいとされています。

 

 

親戚同士のあいさつ

 

親戚同士のあいさつは、

おめでたい言葉や盛大に行わなければ良い

とされています。

 

親戚は今後も付き合いが長く続くので、

安心してあいさつしに行きましょう。

 

 

故人のお墓参り

 

亡くなった人は正月に、

子孫を守るために帰ってくる

といわれています。

 

故人をしのぶためにも、

積極的にお墓参りにいくと良いですね。

 

ただし、

地域によってはこの限りではありません。

 

その土地その土地での風習、慣例がありますので、

確認をしてから行いましょう。

 

 

まとめ

今回は喪中の正月のやってよいこと悪いことをご紹介しました。

 

時代の流れで薄れつつある風習ではありますが、

亡くなった家族をしのぶ時間も大切なので、

是非実践してみてくださいね。