もう家の固定電話はいらない!?廃止するとデメリットがあるの?

アドセンス本文上

スポンサーリンク

年々減少の一途をたどる固定電話。

携帯電話やスマートフォンが猛烈な勢いで浸透している中、

20世紀の遺物」とまで言われる存在になってしまいました。

本当に固定電話は必要なくなってしまったのでしょうか?

廃止するデメリットとしては、どのようなことがあるのでしょうか?

固定電話のこれからについて調べてみました。

携帯電話の普及で家に固定電話はいらない時代に!?

スポンサーリンク

携帯電話の普及にともない、

加入電話といわれる固定電話の契約者が減少傾向にあります。

ある調べによりますと、

50代以上においては固定電話を保有している

と答えた人が9割だったのに対し、

30〜40代は保有率が低下し、

25〜29歳では固定電話を保有している人は

5割にも満たないという結果が出ています。

そして、初めて一人暮らしをする20代以下の若者については、

なんと固定電話の購入率0%!

学校の連絡網でさえ、

日常的に連絡がつきやすい携帯電話の番号を

登録することが増えてきた現代では

驚くようなことではないのかもしれませんね。

Skype(スカイプ)と呼ばれるインターネット通話は

カメラを使用した対面通話も可能ですし、

インターネット接続のついでにIP電話を設定すれば、

固定電話レベルのお得な料金で通話することも可能となっています。

また、格安SIMなどの、

安価でスマートフォンを使えるサービスも普及してきており、

こちらも音声通話定額サービスなどもありますから

固定電話通しの通話料の安さもかすんで見えます。

LINEなどのコミュニケーションアプリも普及してきましたし、

音声で話すことの選択肢がかなり増えましたね。

昔は固定電話一択しかなく、

電話を引くには電話加入券という権利を

買わなくてはなりませんでした。

購入価格は7〜8万円というから驚きです。

それに比べれば、

誰もが電話を持つことができる時代、というのは

とても豊かですね。

家の固定電話を廃止すると住所の特定が難しい!?

固定電話はその名の通り、

実際に有線でつながっているため、

住所そのものと結びついています。

その人がその住所に住んでいるという確かな証明にもなりますね。

このようなことから、

自営業を営む場合や就職する場合に

固定電話が一つの社会的信用となることがあります。

実際に、固定電話を設置していないと

ローンの審査が通らなかったり、

クレジットカードが作れない場合もあります。

免許証や住民票で住所との結びつきが証明されれば

デメリットは解消されますが、

役所まで住民票を取りに行くことも手間なので

少し面倒くさいのが正直なところです。

その他にも、

東北大震災で携帯電話がつながらなかったことを受けて、

災害時に強いとアナログ回線が見直された部分もありました。

また、固定電話を使う機会が大幅に減ってしまったことで、

思わぬ影響が出ていることも…。

携帯電話で「誰から誰に直接連絡できる」

という環境に慣れてしまっている若者は、

見知らぬ人との電話や会話を経験することがありません。

機会がないので親も教えなくなります。

そういって育った子どもが社会に出た時に、

電話対応や会話における基本的なマナー

身に付いていないということが問題となっています。

電話が苦手で、すべてをメールやLINEなど

コミュニケーションアプリで済ませようとする若者ばかりが

増えているようです。

社会に出て習得しなくてはいけないとはいえ、

できれば、早いうちに礼儀として教えておきたいところですよね。

まとめ

このように、固定電話を持たないことで

生活する上でのデメリットは色々とあることがわかりました。

もし、解約しようと思っているのであれば

今一度メリットについても考えてみるのもいいのではないでしょうか。

田舎の親戚は、固定電話でしかやりとりできない・・・

なんて場合は、やはりあったほうが良いですよね。

それほどなくなっても影響がない一般家庭では、

不要な流れになってきているのかな、と個人的には思います。

投稿記事下アドセンス
スポンサーリンク