日本の風習・祭

茶そばと日本そばの製法はどう違う?そば粉を使っていない!?

日本そばの種類の一つに、茶そばというものがありますね。

 

 

この茶そばと日本そばの違いって、何だか知っていますか?

 

 

また、茶そば以外にも、ちょっと珍しい、

色んなそばの種類があるんですよ。

 

 

今回は、日本そばと茶そばの違いや、

珍しいご当地そばをいくつか紹介します。

 

 

茶そばと日本そばって、いったい何が違うの?

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茶そばとは、

そば粉や『つなぎ』となる小麦粉、食塩、水などの他に、

抹茶を使って作られたそばで、麺が濃い緑色をしているのが特徴。

 

 

主に京都や静岡などで作られていて、

変わりそばとしても有名なんです。

 

 

もちろん、食べると抹茶の風味がして、

口当たりもとてもスッキリとしています。

 

 

味や香りを堪能したい場合は、

是非ざるそばで食べてみてください。

 

 

のど越しも良いし、ほろ苦さも絶品ですよ!

 

 

 

そして日本そばは、お蕎麦屋さんなどでも食べられる、

いわゆる普通のそばのこと。

 

 

主にそば粉と小麦粉、水を用いて作られており、

冷たいざるそばや、温かいかけそばなどにして食べることが多いです。

 

 

つまり、茶そばと日本そばの違いは、

原材料に抹茶を使っているか否かですね。

 

 

茶そばにも、そば粉はちゃんと使用されています。

 

 

そのため茶そばと日本そばの製法も、

ほとんど変わりはありません。

 

 

ちなみに、本当に美味しい茶そばを食べたいのなら、

京都の宇治や静岡など、日本茶の栽培が盛んな場所で食べると良いですよ。

 

 

特に、宇治抹茶を使用した茶そばは、

風味が特に豊かでとても美味しいんです。

 

 

京都に行った時は、おばんざいや京懐石だけでなく、

茶そばも食べてみてはどうでしょうか?

 

 

蕎麦の種類は全国に!もずく蕎麦なんてものも?

 

茶そばに限らず、日本全国には、地元名産の食材を生地に練り込んだ、

色んな種類のちょっと変わったそばがあります。

 

 

 

では、日本には一体どんなそばがあるのか、

特に珍しいものを紹介しますね。

 

 

・津軽そば

津軽そばとは、青森県津軽地方で食べられているそばで、

大豆を水に浸してすりつぶし、

ペースト状にしたものをつなぎに使っています。

 

 

作るのに手間がかかるため、幻のそばとも言われているくらいに、

他所では食べられないそばなんですよ。

 

 

大豆を使っているため、箸で持つと切れてしまうくらいに柔らかく、

食感もモチモチとしています。

 

 

また、ほのかに大豆の甘みを含んでいるのも特徴。

 

 

・紅花(べにばな)そば

山形の村山地方で食べられている、

紅花を生地に練り込んだそば。

 

 

そのため、麺はキレイな薄紅色。

 

 

ちなみに、味は普通の日本そばとあまり変わりません。

 

 

 

・もずくそば

沖縄のご当地そばです。

 

その名の通り、麺にもずくが練り込まれているため、

食物繊維たっぷり。

 

 

ツルツルとした麺で、スープにももずくを加えると、

更に美味しい食感になります。

 

こちらはそば粉を使用していません。

あっさりとしていて、食べやすいのが特徴です。

 

 

この他にも、日本各地には色んなそばがあるので、

気になったらぜひ調べてみてくださいね。

 

 

 

まとめ

茶そばとは、普通の日本そばの材料に、

抹茶を加えたそばのこと。

 

 

濃い緑色をしていて、抹茶の香りと、

ほろ苦くスッキリとした味わいが特徴なんです。

 

 

中でも、京都の宇治市では、

特に風味豊かで美味しい茶そばが食べられますよ。

 

 

そばって全国津々浦々に色んな種類があるので、旅行に行った際、

ご当地のそばを食べてみるのも面白いと思いますよ!