地震などの災害はいつ起きるかわかりませんから、
準備しておきたいものですね!
ここでは、防災に役立つ
避難所運営ゲームについてお伝えしていきます。
避難所運営ゲームとはいったい何?
そもそも避難所運営ゲームとはいったい何なのでしょうか?
避難所運営ゲームとは、
静岡県の地域防災局職員が作ったもので、
避難所の運営について、日常でも学べるように作られた
カード型のゲームです。
ちなみに、
避難所(Hinanzyo)
運営(Unei)
ゲーム(Game)
の頭文字をとって、HUG(ハグ)と呼ばれています。
http://www.pref.shizuoka.jp/bousai/e-quakes/manabu/hinanjyo-hug/omotome.html
こちらから、ためしに貸出しを受けることができます。
実際にどのようにして遊ぶゲームなのでしょうか?
ゲームの流れに沿って説明いたしますね。
※以下、HUGと表記
- 平均5~6人構成で行います。
避難者情報や出来事が記載された、
イベントカード(250枚)の内容を読む人と、
プレーヤーに分かれます
- 季節や曜日、天気や気温、震度などを設定します。
例:12月の第3週日曜日
天気は曇り
気温は最高気温10度、最低気温4度
マグニチュード7.2、
といった感じです。
また、実際の小学校や中学校の敷地図、
体育館の見取り図を準備します。
- カードの内容を読む人は、
避難者の情報カードを、間をあけずに読みあげます。
プレーヤーは見取り図にカードを並べ、
避難場所の確保をします。
例:「○○さん一家3名」
「ペットを連れてきた××さん」
「旅行に来た観光客」
などなど。
- 続いて、出来事が記載されたイベントカードを読みあげます。
プレーヤーはそれぞれの出来事、
トラブルの対応をします。
例:「トイレ設置」
「風呂設置」
「受付設置」
などなど。
- 基本的には4を繰り返し行っていきます。
250枚のものカードを使用するので、
プレイ時間は2時間以上かかります。
2時間以上間をあけずにイベントが起こるので
ずっと集中し続ける必要があり、
ゲーム終了後は疲れ切ってしまう人も中にはいるくらいです。
避難所運営ゲームで学べることとは
HUGでは何を学べるのでしょうか?
簡単にまとめると、
災害時にどんなことが起こり得るのか?
適切な対処方法はどんなことか?
二次災害はどうなるのか?
などを予測することを学べるゲームなのです。
避難者情報カードやイベントカードの内容から読み取れますね。
災害時に実際の避難所で何が起こっているのか知ることができるので、
カードの配置によって、どう対処すると良いのかもわかりますね。
また、カードの内容は
時間経過の度に難しい内容になっていき、
次にどのような出来事が待っているか予測することもできます。
ゲームとして体験しておくことで、
実際の災害現場で活かせるのが最大のメリットですね!
まとめ
実際にゲームをプレイすると、
災害時のときの心構えが変わりますね!
ぜひ、災害対策として楽しみながらプレーしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。