バレンタインデーという女の子限定イベントから遠ざかって何年になるでしょう?
結婚して子どもが生まれて、バレンタインデーは人ごとになりました。
とりあえず用意するけど、相手は家族とお客さまくらいです。
そんな無関係イベントになってしまったバレンタインデーと、ここ数年で関係復活。
仲を取り持ったのは高校2年の長男!…ではなく、小学生の娘です。
おっかしいなー、そろそろ女の子からチョコもらってきてもおかしくない年齢なんだけどなー長男。
とにかく、娘がバレンタインデーに手作りチョコを作りたいと言い出しました。
チョコ作るって言っても、しょせん小学生。テンパリングなんて高度なことはできません。
まぁ、ワタシもできないけどね?っていうか、成功したことないけどね?
どうしようか?って聞くと、娘「(女の子の)お友達にあげるやつだからいっぱいいるんだよねー、んーっと、7人分くらい?あ!私も分もだから8人分だ!」。
いきなり大量生産かよ。
しかも、友チョコかよ。
さらに、お父さんや兄弟分はなしかよ。
トリュフとかもやろうと思えば大量生産できますが、時間との戦いになるんですよね。
だから、簡単で短時間で大量にできるやつを作ります。
すなわち「チョコレート・ブロック」or「チョコバー」。
板チョコ溶かして固めるだけ。金属製のバットで作れば10人分くらいは楽勝!
ということで、小学生でもできるバレンタインのチョコレート、義理チョコにもおすすめです。
調理時間30分。あっという間に10人分できますよ♪
バレンタインの手作り定番!簡単チョコバーで大量生産
溶かす 混ぜる 固める 切る。
それで完結のチョコバーが断然おすすめです。
チョコバーの材料は簡単。
チョコレート(ブラック・ホワイト)・グラノーラ 以上。
グラノーラの代わりにナッツでもいいです。
ちっちゃいマシュマロなんかも混ぜるとかわいくなります。
まず、チョコレートを溶かします。レンジでもいいんですが、焦げちゃうことがあるので、ワタシは湯せんで。
ブラックチョコがベースなので、まずはブラックを溶かすんですが、お鍋を二つ使うなら同時に湯せんでもいいですよ。
で、ブラックチョコが溶けたら、グラノーラやナッツをぶち込みます。
これも適当にいい感じで。
ちょっとごつごつしたチョコレートを、クッキングシートを敷き詰めたバットに流します。
しばらくしたら、なんとなく固まってくるので、溶かしたホワイトチョコをスプーンでもって網目状にタラタラタラ~っと流せばほぼ完成。
あとは冷蔵庫で1時間くらいかな?
完全に固まったら取り出して、包丁でザクザク切って出来上がりです。
ひと口大に切ったらチョコブロックになり、長めにしたらチョコバーになります。
これが、簡単なのにけっこう評判いいんですよねぇ。
娘はひと口大のチョコブロックにして、ラッピングしてプレゼントしてました。
娘はもともと手作りお菓子や料理に興味を示す子なので、一人でできるチョコバーは楽しかったようです。
1週間に3回作りましたからね、どんだけ食べる気なんだか。
さすがに家庭で消費できる量じゃないので、あちこちに配りました。
軒並み好評。まぁ、娘が作ったっていうのも効いてるんでしょうが。
バレンタインデーだけではなく、何かの作業のときの差し入れや、ちょっとしたお礼なんかにも使えますよ。
チョコバーのラッピングは簡単に凝った感出せる
クリアのビニール袋と、
ワックスペーパーとマスキングテープがあると便利です!
溶かして固めただけで「手作りチョコ」と呼んでいいのかどうか微妙ではありますが、まぁ出来上がったチョコはそのまま渡すわけにはいきません。
で、ラッピングを施すことになるんですが、チョコブロックとチョコバーでは形状が違うのでラッピングも分けます。
ブロックは簡単ですね、クリアのビニール袋に5個くらい詰めてリボンやカラータイで縛って出来上がり。
もうちょっと手を入れるなら、ビニールに油性マジックでメッセージや水玉・ハート・ストライプなんかの模様を描いてもかわいいです。あ、お花もいいかも。
娘は友チョコなので、「これからも仲良くしてね」なんてかわいいこと書いてました。
娘が調子に乗って山のように作ってしまったチョコは、ばらまき用になったので、「いつもありがとう」とか「お世話になってます」とか書いておいて、お客さまや営業さん、宅配便のお兄さんなんかに配りました。
チョコバーはちょっと考えますね。
持って食べなきゃなのに、持つと溶けてベタベタでしょ?
うちでは100均で買ってきたワックスペーパーとマスキングテープでラッピングします。
まずは、ワックスペーパーをいい感じの大きさに切ります。
チョコバーをくるんで、キャンディー包みにできるくらいの大きさ。
で、ペーパーの真ん中を横断する形でマスキングテープを貼ります。
ちょっと長めで端っこを折り返してくださいね、ここがつまみになるんです。
あとはチョコバーをキャンディー包みにするだけ。
食べるときはマスキングテープを引っ張るとビリビリ~って破けるので、そのまま手で持って食べられます。
せっかくのプレゼントなら、見栄えまで考えて贈りたいですね。
ひと手間かけるだけで、グンとかわいくなりますよ💛
バレンタインチョコを簡単にたくさん手作りして…配りまくろう
最近のバレンタインは、恋愛に直結するばかりではなくなってきました。
友チョコなんていうものは、その代表です。
もとから、「日本のバレンタインデーはお菓子業界の戦略」なんて言われてますからね、それほど違和感はないです。
むしろ、「お世話になりました」とか「ありがとう」っていう気持ちを伝える方向に行くのはありだと思います。
「大好き」だけではなく、「ありがとう」「おつかれさま」「これからもよろしく」の気持ちを乗せて、バレンタインデーに手作りチョコ、いかがですか?
味見で食べてみるときの幸せな感じもまた格別よ?