生活の知恵

女の子のスカート手作り方法⇒簡単に世界でひとつのワンピースの作り方まで解説

ワタシは縫物が趣味です。

縫物っていうか、手芸全般?

元が不器用な方なので、難しいものは作れないんですけど、好きなことでもあるし、この20年でちょっとだけ上達しました。

 

パワーストーンブレスレットを手作り:http://ok-chishiki.com/6049.html

マスクを簡単に手作り:http://ok-chishiki.com/6055.html

不器用でもできる日常使い勝手良しなバザー雑貨:http://ok-chishiki.com/6059.html

 

娘が生まれてから、ちょこちょこ娘の洋服を縫ったりしていたんですが、さすがに小学校高学年にもなるとなかなか着てくれません。

小さいころはあんなに喜んで着てたのになぁ…。

 

小さい女の子の洋服は簡単なものでもかわいいです。

着てる子がかわいいからね、シンプルな簡単スカートでも、えらくかわいかったりします。

ワタシがよく作っていたのはウエストゴムのギャザースカート。

布を筒状に縫って、ウエストに幅広のゴムを入れたら完成という、いたってシンプルな作りです。

 

絞り袋作れるんならスカートは簡単。特に子どものスカートなら基本的にウエストはゴムなので、型紙すらいらない。

布にチャコペンで直描きですよ。

 

まずは子どものウエストの1.5倍くらいの幅で、好みの丈+10㎝くらいの布を用意します。布はお好みでいいんですが、あんまり薄いと透けちゃうので、裏布を付けましょう。

アイロン接着できる布なんてものもありますから、それくっつけちゃってもいいですね。

布の用意ができたら、筒に縫って縫い代を始末します。

筒の上下を三つ折りにしてミシン。

これで7割は完成です。

 

あとはウエスト部分にゴムを通すだけ。

細いゴムだと、必要以上にキュッて締まっちゃうことがあるので、気を付けてね?

 

 

女の子のスカート手作りはゴムの扱いを知って簡単になる!

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かなり簡単にできるスカートですが、もっとかわいくしたいって方は、ゴムを通すところをちょっと一工夫。

バイアステープって売ってありますよね?手芸店なんかに行けば、色柄幅までよりどりみどり。

これをゴム通しにするんですよ。

上の端から2~3㎝くらい下にバイアステープを縫い付けて、そこにゴムを通します。

ウエストがフリルみたいになってかわいいですよ。

広い幅のバイアステープを使えばそれだけでポイントになりますし、無地のスカートにチロリアンテープ風のリボンを付けてバイアステープ替わりでもかわいいですね。

その際にはぜひ、裾の方にも同じようなテープを付けてあげてください。

ゴム通しに使っちゃった方は、ゴムの伸縮で柄はほぼほぼ見えなくなります。

 

もう一つのオススメはシャーリング。

3~4㎜幅の細いゴムを直接スカートに縫い付ける方法です。

ウエスト-5~7㎝くらいのゴムを1㎝幅で3本、ウエスト部分にグルッと縫い付けます。

これができれば、肩紐付きのサマードレスが作れちゃったりしますからね、ちょっとがんばりましょう!

 

キレイにつけるコツは、まっすぐに縫うこととゴムを引っ張る力を均一にすること。

まっすぐに縫うには、チャコペンでしっかり印をつけておくのが一番確実です。

水で落とせるチャコもありますから、自信がない方はウエストのところにガーーっと直線を引いちゃってください。

 

まっすぐ縫う方は、まぁそれほど難しくないです。

が!ゴムの引っ張り加減が少々難解…。

いや、違うな、難解じゃなくてかなりめんどくさいんだな。

 

ゴムを引っ張りながら縫っていくんですが、引っ張り過ぎで最後で余ったり、逆に緩めすぎて足りなくなったりするんですよ。

だから、前準備を時間かけてやりましょう。ここでめんどくさい下準備が出来てると、仕上がりにがっつり差が出ますよ。

 

下準備は簡単。ゴムを半分に折り、同じく半分に折ったスカートに合わせて伸ばします。

で、5㎝とか10㎝ごとに、チャコペンで布・ゴムともに印をつけるだけ。

もう半分も同様に印を付けましょう

やり方は簡単でしょ?

 

印つける場所が多いからめんどくさいけど、まぁそれほど難しくはないです。

あとは縫うときにゴムと布の印をきっちり合うようにしていけば無問題。

均一にシャーリングが入ります。

三段のシャーリングってかわいいですよー。大人もイケますから、お母さんとおそろいなんてのもいいですね。

女の子ゴコロくすぐっちゃってください。

 

 

子供の夏スカート作りを応用してワンピース!

シャーリングをマスターしたところで、ワンピースいってみましょうか!

 

基本はスカートと同じです。

好きな布を筒状に縫う・縫い代と上下の始末をする・ゴムを縫い付けてシャーリングを施す。

ワンピースはここに肩紐をつけるっていう工程が加わります。

 

うちでは「リップル」っていう生地を使ってました。

リップルは子どもの浴衣や甚平なんかに使われる布で、ポコポコした手触りが楽しいです。

何より薄くて涼しくて縫いやすい。手作りワンピースにはもってこい。

 

まずはワンピース本体の縫製です。

脇の下から膝までの丈を計って、それ+10㎝くらいの長さが丈ですね。

幅はウエスト+15㎝くらいかな?広くすればするほどかわいいんですが、シャーリングが加速度的に難易度上がるので、このくらいがベストかと思います。

 

スカートと違うのはシャーリングの数と幅。

胸のとこから、3㎝幅で7~10本ゴムを縫い付けます。

根気さえあれば誰でもできますからね、ここが一番の頑張りどころですよ。

 

で、頑張ってゴムを付けたら、ほら!すでにかわいいでしょ?

これに肩紐を付けましょう。

チューブトップみたいにしてもいいんですが、ずり落ちてきちゃうとかわいそうなので。

 

肩紐はリボンでOK。太めのすべりにくいリボンを縫い付けます。

縫い代を背中の中心に持ってきて、いい感じの位置にリボンを4本縫い付けたら完成です。

着るときに、長さを調節しつつ、蝶結びにします。

 

もうひとつ、ホルターネックという手もありますね。

胸のところに二か所リボンを縫い付けるだけ。

首の後ろで大きく結んであげてください。

 

手作りのスカートやワンピースは、簡単にできる割には評判がいいし、失敗も少ないです。

リップルのワンピは夏祭りやリゾートにもピッタリ。

かわいく、涼しく、軽やかな夏を楽しませてあげてください。

 

なにより裁縫の初心者向けなのに、見栄えがいいものできちゃうから、お母さんも褒められちゃってウハウハよ?(小声)