サブカルチャー・トリビア

北海道ってどんくらい寒いの?住宅に対してできる寒さ対策は?

 

日本で寒いところと言えば、

そう北海道ですよね。

 

四季があり、

それぞれの季節で楽しみがあるのが

日本の良いところです。

 

でも、北海道の冬は厳しい!

 

そう思っている人も多いはず。

 

それもそのはず、

北海道札幌市の1月の平均気温は

-3.9と低いです。

 

確かに、外は寒いけど、

でも、実は北海道の家の中って、

とっても温かいんです。

 

それは、住宅には

断熱構造複層ガラス窓など

しっかり寒さ対策がされているから。

 

では、実際にどのようなものなのかを

ご紹介します。

 

 

ずばり断熱が鍵!北海道の住宅の寒さ対策!気になる暖房費も

 

北海道の冬はとても長いです。

10月頃から始まり、3月4月あたりまで

約半年近く冬の期間が続きます。

 

外は当然ながら真冬は極寒で、

最高気温が氷点下なんてことは

ごく一般的です。

 

そうなれば、自宅で過ごすことが

多くなります。

 

そんなお家が寒かったら、

過ごしにくいですよね。

 

厳しい冬を乗り切る為に、

北海道の住宅はとても

気密性が高く、断熱性に優れています

 

多くの工務店や建築会社などが、

こぞって競いながら寒さを乗り切る

住宅づくりを推し進めて来ました。

 

そうして現在では気密性、断熱性の高い

住宅が多くなっています。

 

壁には多くの断熱材を入れて寒い空気が

室内に入らないようにし、

室内の温かい空気が外に逃げないように

しています。

 

そして、隙間の少ない気密性の高い住宅が

温かい空気をより外に逃がしにくい

構造になっているんです。

 

そして断熱材に加えてもう一つ

重要なものは、窓です。

 

住宅内の熱は窓から逃げていくものです。

その熱を逃がさないように、

窓は以前は二重窓と言って、

サッシが2つありました。

 

窓が二つあるので、

開けた窓を閉めて鍵をかける時には、

パズルみたいで最初は戸惑いました。

 

現在ではサッシの技術も向上し、

1つのサッシに2枚以上のガラスがある

複層ガラスというのが多く使われています。

 

ガラスとガラスの間に空気やガスを

入れることによって、

 

外からの寒気を内に入れず、

室内の暖気が外に逃げにくく

しているんですよ。

 

あとは、なんといっても暖房器具。

 

北海道では暖房器具としての

エアコンの普及率は

全国でもダントツで低いんですよ。

 

FF式ストーブファンヒーター

備え付けてあるのが一般的です。

 

アパートを借りる時にも

それらが備え付けのことが多いですし、

一戸建ての住宅でも設置しているところが

ほとんどです。

 

石油ですが、自分で給油せずとも、

北海道の場合は外にタンクが備え付けで

置いてあることが一般的で、

業者さんが常に入れてくれています。

 

そんな暖房設備にも優れた北海道ですが、

気になるのは暖房費ですよね。

 

家族構成や部屋の広さにもよりますが、

暖房費は1ヶ月だいたい

12万円くらいのことが多いようです。

 

でも、安心してください。

 

北海道の企業は、冬季の間は

冬季手当」とか「暖房手当」、「燃料手当

のような形で、支給があることが

多いんですよ。

 

 

住宅以外ではどんな防寒対策がある?知って得する豆知識をご紹介

 

2012年のウェザーニューズの調査では、

実は北海道は全国で1番

室内の温度が高い都道府県なんです。

 

その温度は寒さ厳しい1月に

なんと20.73

 

北海道民は、

寒い冬に部屋の中では半袖で

アイスをほうばっている。

 

そんなのは本当によくある話。

もちろん、私もそうでした。

 

さて、

そんな北海道の寒さへの対応策ですが、

住宅以外では、他にはどんなものが

あるのでしょうか?

 

 

  • 温かいインナーを着用する

外出ではアウターに気を配るだけではなく、

ヒートテックのようなインナーを

着用すると良いです。

 

中が温かいだけで、

体感温度はかなり変わりますよ。

 

  • 防水仕様のブーツを着用する

外を歩くときは、ブーツ、それも

防水仕様の物が望ましいです。

 

雪道を歩くとすぐに靴は濡れます。

足が濡れると身体が冷えるので、

足を温かくすることが重要です。

 

防水スプレーで代用しても

良いですね。

 

  • ホッカイロを持参する

ホッカイロで身体の各所を温めましょう。

 

靴の中に入れるのがオススメですよ。

 

  • 首元を温める。

首、手首、足首などを温めるように

しましょう。

 

各首周りには皮膚表面に近いところに

動脈が通っています。

 

その為、首周りを温めることで、

温まった血液が身体に巡り、

身体全体が温かくなるんです。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

北海道の冬は寒いですが、

住宅は気密性が高く、

 

断熱材や複層ガラスによって

断熱性に優れていて

快適に過ごせます。

 

こたつ普及率が全国最下位なのも

うなずけますね。

 

外を歩く時も、温かい服装で

風邪を引かないようにして

くださいね。