健康・疾病

鼻血で大量出血!?その原因と止まらない時の対処法を解説!

急に鼻血がたくさん出てきて、

なかなか止まらない時ってありませんか?

 

 

鼻血が出る時って、

だいたいは鼻のかみ過ぎだったり、

のぼせてしまったり、

鼻をぶつけてしまった時などが多いですよね。

 

 

でも、実はとある病気にかかっていた場合でも、

鼻血が出てしまうことがあるんですよ。

 

 

今回は、大量に流れ出てきた鼻血の正しい止め方と、

念のため知っておきたい、鼻血が出る病気について解説します。

 

 

 

鼻血が大量に出たとき、その有効な止め方をご紹介!

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大量に鼻血が出た時は、まず鼻に丸めたティッシュを詰め、

上半身は起こしたままで椅子や床に座ります。

 

 

顔は少し下を向き、小鼻を親指と人差し指で押さえて、

圧迫して止血をします。

 

 

血が出なくなるまで、

そのまま安静にしていましょう。

 

 

鼻に詰めたティッシュはなるべく取り替えずに、

そのままにしておいてください。

 

 

 

ただし、あまりにも血が大量過ぎて、

鼻に詰めたティッシュが真っ赤になってしまったら、

取り替えるようにしましょう。

 

 

もし可能であれば、保冷剤や氷、

水で濡らしたタオルを鼻に当てておいてください。

 

 

すると、鼻の血管が収縮するので、

血が止まりやすくなります。

 

 

もしそれでも鼻血が止まらずに、

どんどん大量の血が流れ出てくるようなら、

救急車を呼んで病院に搬送してもらうようにしましょう。

 

 

すぐに止まるような鼻血でしたら大丈夫ですが、

それでも頻繁に出血するようでしたら、

病院を受診することをおすすめします。

 

 

鼻血が大量に出ると不安に・・・知っておきたい、まさかの病気と受診する科は?

鼻血が大量に出てしまう原因って、一体なんでしょうか?

 

 

主な原因としては、鼻炎や鼻風邪にかかっていて、

鼻をかみ過ぎてしまったり、鼻に衝撃を与えてしまったり、

もしくは長風呂でのぼせてしまい、毛細血管から出血した、

などなど。

 

 

 

でも、そのくらいの原因だったらすぐに血は止まるし、

一度に大量の出血が出ることはあまりありません。

 

 

大量に鼻血が出る原因として考えられるのは、

以下の病気があります。

 

・高血圧

 

主に中高年の人に多く見られるのですが、

高血圧だと、鮮やかな赤色をした鼻血が勢い良く出てしまうことがあります。

 

 

しかも一度鼻血が出てしまうと、なかなか止まってくれないので、

病院に行って止血してもらうようにしましょう。

 

 

・自律神経失調症

 

ストレスや疲れが溜まっていて、精神的に不安定だと、

鼻血が出やすくなります。

 

 

中でも特に20代の比較的若い年齢の人は、

自律神経に乱れが生じていると、鼻血が頻繁に出てきたり、

めまいや頭痛、めまいなどを伴う場合もあります。

 

 

・肝硬変(かんこうへん)

 

頻繁に鼻や歯茎から出血があると、

肝硬変の初期症状の可能性もあります。

 

B型、C型肝炎などのキャリアの方は

注意したほうが良いですね。

 

早めに医師の診断を受けましょう。

 

 

・鼻腔ガン

 

鼻血や鼻水が頻繁に出たり、鼻の周辺がチクチクと痛む場合は、

鼻腔ガンの可能性があります。

 

 

頭痛を伴うようなら、特に注意してください。

 

 

・白血病

 

白血病も肝硬変の時と同様に、

鼻や歯茎からの出血が頻繁に起こります。

 

 

動悸や息切れ、貧血などの症状がある場合は要注意です。

 

 

・糖尿病

 

意外にも、糖尿病が原因で鼻血が出る場合もあるんですよ。

 

血管が弱くなってしまうので、

少しの刺激で鼻血が出やすい状態になっています。

 

 

 

また、このほか病気以外に、

頭を強く打って頭蓋骨の損傷がある場合も、

鼻から大量に出血することがあります。

 

 

大量の鼻血が出るということは、

もしかしたら何かの病気かもしれません。

 

 

 

もし頻繁に鼻から出血するようでしたら、

まずは耳鼻咽喉科を受診しましょう。

 

 

まとめ

 

鼻血が大量に出てきたら、座って少し下を向き、

鼻にティッシュを詰めて、小鼻を押さえて安静にしていましょう。

 

 

保冷剤などを鼻に当てて冷やすのも効果がありますよ。

 

 

ただし、頻繁に鼻血が出てくる場合、

何らかの病気かも知れません。

 

 

血が止まらないようなら、救急車を呼んだり、

早めに耳鼻咽喉科に行って、診断を受けるようにしてくださいね。