結婚してから20年が経ちました。
3人の子どもにも恵まれ、
楽しい毎日です。
ウサギと熱帯魚のペットもいます。
うちはケンカらしいケンカを
した記憶がありません。
年を重ねるごとに、
相手の行動にイライラすることが
少なくなってきています。
考えてみると、思ったことを
口に出すようになってから、
どんどん穏やかになっている気がします。
円満な家庭を維持するために、
意思の疎通は重要なファクターですね。
自分の要求を、
相手に気持ちよく飲んでもらうためには、
言葉の選び方・伝え方も大事です。
笑いと思いやり、二本の柱が、
家庭円満の秘訣ですよ。
夫婦円満のカギは夫婦の会話を楽しむこと!
結婚した当初から、会話が少ないことは
ほとんどありませんでした。
今日あった面白かったことや、
仕事でつまづいた話、子どもの頃の話、
好きなものの話…と、毎日何かしら、
くだらないことをダラダラと
話していました。
育った環境も違うし、趣味や好みも、
ほとんど共通点がありません。
お互い、理解できないことも、
興味が持てないことも、多々あります。
だから、ダンナが子どもの頃から
愛してやまない、某ロボットアニメの
話を延々と語られたところで、ワタシは
「あぁ、あの役の声優さん、いい声よねー」
くらいしかわからない訳です。
結婚当初は、それでも気を遣って、
楽しそうに(そんな演技をしつつ)
聞いていたんですが、まぁ持ちません(笑)
つまんないんですよ、話が!マジで。
わかんないんですよ、そんなこと
アツく語られても!!
だって興味ないし、知識もないんだもん!!!
で、ある時、言いました。
「あなたが好きなのはよくわかった。
それはそれでいいと思うし、
話をするなとも言わない。
むしろ、楽しそうに語っている
あなたを見ているのは好きだ。
ただ、ワタシの興味を刺激するような
話し方をしてくれ」
かなり高いハードルでしょ?笑
今思うと、
無茶な要求をしたなと思います。
でも、その言葉は、
ダンナの闘争心に火をつけてしまったようです。
彼は、話に「オチ」を
つけてくるようになりました。
最後で必ずオトす。
しっかり笑わせてくる。
そうなると、ワタシも
負けてはいられませんね。
学生時代は最も
得意としていた科目が「国語」。
模試の現代文の偏差値は平均65超え。
言葉を操ることに関しては、
この人に負けない!ってプライドがあります。
最終的には、どちらがより多く笑わせるかの
勝負になりまして、話の内容はますます
くだらなくなっていったのでした。
今でもそういう会話は続いています。
内容は子どものことや、幼稚園・小学校、
ペットの行動なども増えましたが、
やっぱり最後にオチをつけて
相手を笑わせるところは変わりません。
笑わせ合戦になって、
寝不足になるところも変わりません(笑)
夫婦円満のためのルール作りはコレが大切!!
他人同士が一つの家族になって、
家庭を作っていくには、それなりの
ルールが必要になってきます。
どちらかが一方的に犠牲になって、
不満を抱え込んで我慢して、
それで成り立っていく家庭は、
どこかでゆがみます。
最低限で、ゆるくて、楽し気な軽い約束は、
夫婦の関係性を良くしてくれますし、
家庭が面白い場所になります。
うちでもいくつかのルールがあります。
一つは「相手の趣味を否定しないそして、隠さない」。
大事ですよ、これ。
ダンナの趣味とか、
理解できないですからね。
興味もそれほどないし。
隠さないっていうのは、
いきなりデカい買い物をされると
腹が立つからです(笑)
3,000円以上の趣味の買い物のときは、
買う前に要相談です。
場合によっては、来月にまわすという
結論になるときもあります。
でも、限定品だったり、
季節ものだったりすると、今でないと!
ってなりますよね?
そのときはプレゼン。
なぜ今でないといけないのか・どういう理由で
これがほしいのか・自分の熱い想いなどなど、
がんばって相手を説得しなければなりません。
相手が納得すれば、お会計になりますが、
相手から論破されればアウトです。
二つ目は「自分の要求は我慢しない
相手の要求は肯定的に聞く」です。
「こうしたい ああしてほしい」
そんな要求は、小さなものでも我慢せずに、
お互いに伝えます。
伝えられた相手は、
一旦「うん わかった」と聞きます。
いつも納得できる要求、
応えられる要望ばかりじゃありません。
でもあたまっから否定されると
こじれますよね?
だから、
一旦は肯定してもらうようにしてます。
一旦肯定した後で、反論します。
で、その反論も、
相手は肯定的に聞く努力をするんです。
結果、どちらか論破されます。
でも、一旦肯定されているので、
あきらめがつきやすいです。
どう考えても自分の要求が不利なとき、
ワタシはチョコレートを用意します。
ダンナの好物。
甘いものパワーで、ダンナに
「うん いいよ」と言わせます。
あ、これ、秘密の作戦でした。
ナイショにしてください(笑)
夫婦が仲良く円満でいるために今から出来る方法は?!
人は自分を認めてくれる人に
好意を持ちやすいです。
それは、友達でも夫婦でも同じこと。
「あなたを認めていますよ」
という意思表示として、
最も有効な言葉は「ありがとう」です。
長く一緒にいると、相手に対して
「やって当然」「このくらいするのは当たり前」
と、お互いが感じ始めます。
これはけっこう危険だと思いませんか?
だって、家族でもないのに、
自分が稼いだお金を渡してくれること、
ないでしょ?
一日3食ご飯作って、
下着まで洗濯してくれる人、いませんよね?
家族だから、夫婦だから、
相手のことまで面倒見てくれるわけです。
そこに感謝はあっていいし、
むしろあるべきことでしょう。
だから、
「ありがとう」って言いましょ?
いつでも、何に対してでも、
「ありがとう」って。
それだけで、夫婦関係は
より良いものになります。
夫婦関係がよくなると、
家庭が楽しいものになります。
家庭が楽しくなれば、
自分も楽ちんになります。
ちょっとお高めのおねだりなんかも、
成功率、あがりますよ?(小声)