柿をたくさん買ったけれど、
食べたら渋かった!
なんてこともありますね。
渋くて食べられない柿は、
実はドライアイスで
渋抜きすることが出来るんですよ。
でもなぜドライアイスで渋抜き出来るのか、
すごく不思議ですよね。
今回は、
ドライアイスでなぜ渋みが取れるのか、
他にはどんな方法で
柿を美味しく食べられるのかを紹介します。
これで美味しく食べられる!渋抜きにドライアイスを使用する際の材料と手順
渋い柿を美味しくするには、
まず大きめのビニール袋と新聞紙を
用意しましょう。
あとは渋い柿と
ドライアイスさえあればOKです。
やり方もとっても簡単!
ビニール袋の中に柿と、
新聞紙数枚で包んだ
ドライアイスを入れて、
空気を抜いて密封するだけ。
日の当たらない場所に置いて、
そのまま3~4日置いておけば、
渋みが取れますよ。
使う量ですが、柿が10㎏だとしたら、
ドライアイスは1㎏使いましょう。
ドライアイスを
数枚重ねた新聞紙で包んでおくのは、
柿に直接当たってしまわないためです。
また、ドライアイスは
凍傷になってしまうので、
素手で絶対に触ってはいけませんよ。
ゴム手袋を着用しましょう。
ドライアイスを入れると、
炭酸ガスが発生して
袋が膨らんでいきます。
そのため、ビニール袋は
大きいものを使ってくださいね。
でもなぜ、ドライアイスで
柿の渋抜きが出来るんでしょうか?
柿の渋みって実は、
タンニンという成分なんです。
このタンニンは酸素がない状態や熱、
またアルコールによって
変化する性質を持っているんです。
つまり、ビニール袋に柿を入れて、
中をドライアイスから発生する
炭酸ガスで充満させることで、
酸素がない状態になり、
タンニンが変化して渋みが
消えていくんです。
かなり簡単な方法で
柿の渋みが素早く抜けるので、
おすすめですよ!
ただ、問題なのは、
ドライアイスをどこで手に入れるか。
コンビニやスーパーではドライアイスって、
売っていないんですよね。
稀に洋菓子やアイスクリームを買った時に、
保冷剤として付けてくれるお店もありますが、
一番確実なのは、通販で購入すること。
受け取る日時を指定すれば、
ドライアイスを通販で買うことも出来ますよ。
冷凍、焼酎…実は渋抜きにはドライアイス以外にもいろんな方法が!
ドライアイスが手に入らなくても、
それ以外の方法で渋みを
抜くことが出来ますよ!
では、他にどんな方法が
あるのかを紹介しますね。
・冷凍する
ヘタを取って皮を剥いた柿を
1個ずつラップに包み、
丸ごと冷凍庫に入れて
凍らせてしまいましょう。
すると、2~3日ほど経つと、
柿の渋みが抜けて
美味しくなっていますよ。
凍ったまま食べれば、
シャーベットのような食感になるし、
冷凍庫から出しておけば、
分ほどで自然解凍も出来ますよ。
この方法が一番手軽かもしれませんね!
・焼酎を使う
柿に含まれるタンニンは、
アルコールによっても
変化して渋みがなくなります。
そのため、柿のヘタ部分に焼酎など、
アルコール度数の高いお酒をつけて、
ビニール袋に入れて密封しておきましょう。
これで10日~2週間ほどで
美味しい柿になっていますよ。
焼酎に漬ける渋みの抜き方は、
下記のサイトを参考にすると良いですよ。
http://obento12.info/4088.html
・そのまま柿を熟す
渋柿は何もしなくても、
そのまま置いておくだけでも、
渋みは抜けるんですよ。
柿は熟れるまでに1週間ほどかかりますが、
リンゴと一緒にビニール袋に入れておけば、
もっと早く熟すことが出来ますよ。
リンゴに含まれる成分が
柿の熟成を早めるので、
より早く渋みが抜けていきます。
渋柿には、これらの方法で、
美味しく甘い柿にしていきましょう!
まとめ
渋柿と新聞紙で包んだドライアイスを
ビニール袋に入れて密封し、
3日ほど置いておくだけで、
渋みを抜くことが出来ます。
この他に、冷凍させたり焼酎に漬けたり、
そのまま熟れるまで置いておくだけでも、
渋抜きが出来るんですよ!
ぜひ一番やりやすい方法で
渋みを抜いてみましょう。