生活の知恵

マスクをすると落ち着くって本当はキケン!?心理学から徹底検証!

マスクと聞くと、風邪がはやり始めた時や、

風邪を引いてしまった時、花粉の季節に

活躍するものだという認識が強いですよね。

 

ですが最近、それ以外の目的で

マスクを使用する人が増えてきています。

 

街中でも、マスクをしている人を

見かけることが多いのではないでしょうか?

 

その人達は、

なぜマスクをつけているのでしょうか

 

今回はそのことについて説明していきます。

 

 

どうしてマスクをすると落ち着くのか

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マスクをしている人に、

なぜマスクをつけているのか聞いてみると

「スッピンを隠すため」や「髭を隠すため」など、

 

身だしなみを気にして

つけている人が多かったのです。

 

最近では、普通のマスク以外に、

小顔に見えるマスクや

見た目を重視したマスクが店頭に並んでいます。

 

その一方で、不安を隠すため

マスクをしている人もいます。

 

顔の大半が隠れることで、

安心するという人が増えているのです。

 

精神科医の先生は、不安を隠すために

マスクをしている人たちに向けて

 

「マスクをつけることに安易に依存してしまうと、

ひきこもりに陥る可能性もある」

と指摘しています。

 

風邪や花粉症やファッション目的で

マスクをしている人の他に、

 

マスクで自分の顔を隠して

他人とかかわることを避けようとする人も

増えてきています。

 

 

マスク依存症と関わるには?心理的アプローチ

マスク依存症?いったい何のこと?

と思われる人も多いかと思います。

 

マスク依存症とは、

「風邪でも花粉アレルギーでもないのに、

マスクをして歩いている人のこと」を指します。

 

マスクをしていないと人前に出られなかったり、

人と話すことが難しかったりもします。

 

マスクが一種の防壁となっているんですね。

 

他にも特徴があります。

 

「夏でもマスクが手放せない。

マスクをしている時の顔が好き。

素顔で写真を撮られるのがいや」などです。

 

一見大したことがないように捉われがちですが、

マスク依存症は、その名前の通り

マスクを手放すと精神的に不安定に

なってしまう心の病気です。

 

社会不安障害(社交不安症)や、

醜形恐怖症(自分の外見上の欠点を

過剰に醜いと信じ込んでしまう病気)の人は、

 

マスクで顔を隠す頻度が高く、

マスク依存症に陥りやすいとされています。

 

また、マスクをしていることで、

人とのコミュニケーションが

阻害されてしまったり、人間関係が

疎遠になってしまったりすることもあります。

 

口元が隠れていると、相手に笑っているのか

怒っているのか伝わりづらく、

コミュニケーションが取りづらいからです。

 

そんなマスク依存症を、

どのようにすれば治せるのでしょうか。

 

まず、マスク依存症である本人は、

無理のない程度で大丈夫ですから、

マスクを外す時間を作ってみてください。

 

少し慣れてきたら、

マスクを外している時間を

少しずつ伸ばしていくのです。

 

周囲の人は、

「なんだ、たかがマスクじゃん」と思わずに、

長い目で見守るようにしましょう。

 

依存症というものは、

急にやめられるものではありません。

 

そのことを念頭に置いて、マスク依存症の人と

関わりを持っていくといいですよ。

 

ゆっくり1歩ずつが基本です。

 

 

<まとめ>

マスク依存症は、近年増加傾向にあります。

特に女性のマスク依存症が増えてきています。

 

たかがマスクとは思わず、

「私ってマスク使い過ぎ?」と思ったら、

 

上記でも言ったマスクを外している時間を

ちょっとずつでいいので多くしてみましょう。

 

「急にマスク依存症じゃなくなった!」

となるのは難しいです。

 

周囲の理解と、本人の治したいという意志や、

地道な訓練のようなもので良くなっていくものです。

 

周囲も本人も焦らずに、

今日できたことを大切にしながら、

1日1日頑張っていきましょう。