還暦の厄払いのお祝いを頂いた場合は、
1ヶ月を目安にお返しをしましょう。
還暦祝いと還暦厄払いを
一緒に行う場合があります。
そのような時には
お祝い当日の席で手渡します。
郵送でお祝いを贈られてきたときには、
早い時期に贈り返し、電話や手紙で
感謝の気持ちを伝えることを
忘れないで下さい。
厄年の厄払いのお礼の内祝を返すのはどの時期までが適切?
厄払いのお祝いをして頂いたら、
内祝としてお礼を贈り返しましょう
目安としては、
お祝いを頂いてから1ヶ月です。
厄年をした人が(あなたが)、
厄落としとして多くの人に厄を分けて
自分に降りかかるであろう災いを
軽くしましょう、
という意味が込められています。
厄払いがお祝いというのは
何だか変な感じがしますが、
地域によっては
今もなお続けられている風習です。
厄を分けるという意味で、
お返しの品物は残らない物が適しています。
日用品やお菓子などを選んでください。
お返しの金額は頂いたご祝儀の
3~5割の金額を目安に品物を用意しましょう。
高額なお祝いを頂いた時は、
半返しの考えから
お返しも大きい金額になりかねませんよね。
その場合は家族や親族を集めて
宴会を開くこともあるようです。
みんなで楽しく過ごすことも
いいかもしれませんね。
厄明けのお返しに付けるのし紙にはどのような事を書けばいい?
厄明けというのは、厄年を過ぎて
最初の年のことをいいます。
この年にやることは、
厄年の間に無事に過ごせたことの
お礼と感謝を込めて、
贈り物を頂いた方へお返しをしたり、
厄除けでお世話になった神社に
お礼参りをします。
お返しを贈る時は
「5本結切り祝」ののし紙を使用します。
表書きは、
・厄除け内祝
・厄払い内祝
といった様に、
真ん中に「け」「い」を入れて5文字にします。
4文字=「死」を連想するため
避けて書き入れます。
相手が喪中の場合は「御礼」と
書いてください。
ただ品物を贈るだけでなく、
御礼の手紙やメッセージを添えて
お返しをしましょう。
地域によっては親族以外からも
厄年のお祝いをしてもらうようです。
職場や同僚など様々ですが、
厄わけとして御礼の品物を
贈り忘れないようにしてください。
❤ 最後に ❤
厄年で厄払いをする意味をご存知ですか?
はるか昔から日本にある風習ですが、
厄年は悪いものというイメージが
付いていますよね。
「災いなどが起こりやすい時期」
という意味があります。
実は精神的にも肉体的にも
変化が起きやすい年齢なので
注意しましょうね、
という意味合いもあるのです。
厄払いをして安心せず、
自分自身でも「健康面や肉体面で
気をつけなければいけない年齢だ」
ということを日々忘れないようにしましょう。