こんな経験をされた方いませんか。
夜、就寝時に急に歯が痛くなったり、
ひどい時には横になるだけでも痛くなり
全然眠りにつけなくなってしまった方も
いらっしゃいますよね。
この症状は夜間就寝時痛といわれるもので、
歯の根の部分に原因があるのです。
また、この症状は激痛になることもあるので、
症状を起こさないための方法や、
夜間就寝時痛の原因・対処方法について
今回は触れたいと思います。
ちなみに夜間就寝時痛は大人も子供もなるので、
ご自身だけでなくお子様がいる方々にも
参考になればと思っております。
「夜間就寝時痛」は歯の根っこに原因がある病気!
夜間就寝時痛の原因について触れてみます。
原因としては三つ挙げられ、
かなり進行してしまった虫歯の場合と、
歯の根っこ部分が炎症する根尖病巣、
歯ぎしりによる痛みが原因になります。
進行した虫歯の場合、病院で神経を抜いてから
歯を無菌化する治療をします。
根尖病巣も同じように
病院で神経を抜く処置が必要になり、
その後無菌状態にしなくてはいけません。
しかし、無菌化にすることができない場合は、
歯の根っこの先端(約3mm)を切り取らなくてはいけません。
歯ぎしり癖がある人は噛み合わせたときにだけ
痛みを感じるのが一般的です。
歯ぎしりが原因の場合は、
歯ぎしり防止用のマウスピースを使用し、
歯への負担を減らしてあげるようにしましょう。
冷やす、ツボ押し、すぐに病院に行けない時の対処法は?
夜間就寝時痛の原因として
上記三つを挙げましたが、
原因が見つかっても処置をしないと
症状がなくなるわけありません。
特に夜間、すぐに病院に行けない方も多いと思いますので
少しでも痛みを和らげる方法を紹介します。
まずは鎮痛成分がある市販の薬
を服用しましょう。
ここでアドバイスですが
鎮痛成分は医療用と同じ鎮痛成分の薬
を服用することを勧めます。
例として、ロキソニンを挙げます。
商品情報(URL):https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/products/details/loxonin-s/
続いては、痛い部分を冷やす方法を紹介します。
患部を冷やすことによって血流が下がるので、
ズキズキとした痛みを和らげることができるのです。
この場合の注意事項として、
口の中に直接氷を入れるのはやめてください。
直接氷が患部に触れるとしみてしまい、
余計に痛みが増す可能性があるので、
冷やす際は痛い部分の頬に
冷たいものを当てるようにしましょう。
もう一つ、ツボ押しを紹介します。
ツボ押しについては、上の歯と下の歯で押す場所が異なり、
上の歯が痛い場合は
足の人差し指、中指の骨の間にあるツボ(陥谷)を
親指で2分ほど押しましょう。
下の歯が痛い場合は、
手の親指と人差し指の骨の間にあるツボ(合谷)を
同じく2分ほど押すようにしましょう。
手のツボ(合谷)を押すときは、
小指の方に向かって押すと効果的です!!
まとめ
歯痛の原因と対処方法をお伝えしましたが、
夜間歯痛で困っている方やお子さんが歯痛で困っている方も
一度対処方法を試してみてはいかがでしょうか。
痛みが和らいだらうれしいです。
しかし、あくまで痛みを和らげる方法になるので、
必ず治療はしてください。
原因をなくさない限り
いつまでも夜間就寝時痛は続いてしまいます。
あなたや、
あなたの家族が安眠できることを願っています。
最後までお付き合いくださりありがとうございます。