車内、車外に赤い虫。
それは「タカラダニ」と言います。
車内にいた場合の対処方法は、
- (殺虫剤を使ってから)掃除機で吸う
車外にいた場合の対処方法は、
- 水で流す(洗車)
寄せ付けない方法は
- エサの排除(清掃)
タカラダニが現れた時に絶対してはいけないことは
- タカラダニをつぶさない事
- 潰してしまったらアルコールでふき取る
タカラダニの根本的な駆除方法
産卵場所を見つけて、
1:卵をかきだす
2:薬剤を塗布をする(代用品・食器用洗剤)
です。それぞれ詳しく見ていきましょう!
タカラダニが車の中に発生!車内にいた場合の対処方法
車内にいた場合、
掃除機で直接吸い取ります。
殺してから駆除したい場合、
殺虫剤を使用します。
「車内で殺虫剤を使っても大丈夫なの?」
と不安になりますが、大丈夫です。
ただ、殺虫剤のスプレーを使ったら、
そのまま放置をしないようにしましょう。
そのままでは湿って潰れやすい状態になり、
完全な駆除にはなりません。
殺虫剤を使った後に掃除機できれいに吸っちゃいましょう!
掃除機で吸うのが一番手っ取り早く出来る駆除方法と言えます。
タカラダニが車外にいた場合の対処方法
・水をかける(洗車)
外側にいてすぐにスッキリさせたい場合、
水をかける(洗車)をして流してしまいましょう。
ただ、原因は別の場所にありますので別途予防が必要です。
タカラダニを寄せ付けない方法は?
・エサの排除
タカラダニは、
花粉やコケ、ハダニ、カイガラムシなどを食べているので、
掃除をして常にきれいにすれば、
エサはなくなり発生も繁殖もなくなります。
車を停めている付近にエサが多そうな場所はありませんか?
庭先など、そこを掃除しましょう。
発生してしまっても周囲の清掃はアリですよ。
掃除するベストな時期は、
春先の4月からです。
梅雨前が発生のピークです。
タカラダニが発生した場所を年に何回か掃除をすれば、
出てこないという事になりますね。
タカラダニがの繁殖の速さはゆっくりなので、
わずかな数を見かけたら、定期的にその周辺を掃除する習慣があると、
来年以降の大量発生が防げるので良い感じです。
タカラダニは潰さない!潰して赤い色がついてしまったら?
タカラダニをつぶさない事が何より大事です。
服まで這ってきたタカラダニを見かけたら、
振り払いたい、と思いますよね。
でもシートの上にいる場合、
特に潰してはいけません!!
赤い液体が衣類やシートに付いたらしっかりとは取れなくなるからです…。
白い服なんかは特に目立つので、落とすの大変です。
タカラダニを潰して色がついてしまったら?
シートに色がついてしまったら、アルコールを染み込ませた布を使って、
軽くおさえるようにしてふき取りましょう。
決してこすらないようにしてください。
僕も過去やらかしたことがありますが、
薄くは残るんですよね。
タカラダニの発生防止方法は?
タカラダニの発生防止をするには、卵を駆除しないといけませんね。
駐車スペースの付近が問題のことが多いです。
・発生したコンクリートの部分など卵をかきだす事
・隙間や亀裂に残留塗布をする事
この2つの方法が有効的なので、
原因になっていそうな場所を探して
試してみましょう。
1:卵をかきだす
亀裂や隙間に産卵した卵をかきだすには、高圧洗浄機を使うといいです。
一気に卵をかき出す事ができます。
地道に竹串などを使っても良いですが、
ちょっと骨が折れますね。
2:薬剤を塗布をする
タカラダニを発生させないようにするには、
薬剤を使いましょう。
「ノビマックス油剤」と言う残効性のある薬剤がおすすめです。
卵のかき出しが終わった壁やコンクリート隙間に
刷毛など使い壁やコンクリートに塗り込んでいくだけで、
致死効果が期待できます。
・番外:食器用洗剤を吹きかける
薬剤がなければ、
食器用洗剤で代用しましょう。
車のボディなどに使用すると素材の性質上、微妙なので、
家付近のコンクリート・石畳などの卵駆除の時に使用すると良いですよ。
高圧洗浄機と残留塗布を組み合わせて行えば、
来年はタカラダニとはおさらばになりますね。
そもそもの赤い虫(ダニ)タカラダニについて
気温が暖かくなる春先やゴールデンウィーク頃から発生し、
夏の7月から8月頃にはいなくなる赤い虫。
大きさは、屋外のダニの中では大型の部類になり、
「タカラダニ」と呼ばれています。
、
何故そんな名前が付いているのか
はっきりとした由来は分かりませんが、
とりあえず2つの説があります。
蝉の身体に小さい赤い虫がたくさん付いている様子が
宝を持っているように見えたからという説。
昔から水は宝と言われており、
ダニは水気がある場所を好むので、
赤ダニがいる場所が井戸を掘る場所になったという説。
どちらが本当の説かわかりませんが、
タカラダニの生態などは未だに分からない状況です。
まとめ
いかがでしたしょうか?
毎年のように発生し悩んでいた「不快な虫」も
駆除の方法を知っておくだけでも発生の予防にもなります。
参考にしていただければ幸いです。