男の子の初孫が生まれると、
最初の大きなイベントとして
初節句がありますよね!
男の子は端午の節句といって
5月5日に祝います。
「こどもの日」ともいいます。
本来は、
兜と鯉のぼり
両方を準備します。
初孫ともなれば、
盛大にお祝いしたいところですが、
近年では、マンション住まいで
飾る場所がなかったり、
費用を抑えて、簡易的なものや
片方だけ飾ったりする方も
増えてきました。
どちらを準備するか、
悩まれている方も多いと思います。
そこで、比較してみました!
兜、鯉のぼり、どっちが高額!?
それぞれに飾る意味はありますが、
やはりどちらも準備するのは
大変ですよね。
室内の様子に合わせて、
飾れる方を優先させると良いですよ。
ここは親の希望を汲むと良いです。
余裕があれば、もちろん両方揃えましょう!
◎兜の金額相場
5万円~20万円
(立派なものだと50万円前後になることも!)
ケース入りで、コンパクトなものだと
5万円前後であります。
*ネット通販でもケース入りですと
やはり5万円前後です。
簡易的なものもお手頃価格で
多く販売されています。
◎鯉のぼりの相場
・お庭用
4万円~10万円
(中には100万円以上のものも!)
・ベランダ用
1万円~5万円
・室内用
千円~3万円
どちらもまともに買うと
それなりにお値段しますよね・・・。
我が家の場合は、こいのぼりを飾るスぺースがなく、
かつ飾れる場所も狭かったので、
ミニチュア系のかぶとを飾りました。
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値段もそれなりに安くなりますよ。
あと、こいのぼりは
おもちゃのお菓子についたちいちゃなものを
簡易的に飾りました。
もう気分ですよね。
男の子が生まれた!兜と鯉のぼりを飾る意味とは?
では、なぜ端午の節句に
兜や鯉のぼりを
飾るのでしょうか?
端午の節句は江戸時代に武家の間で、
家の後継ぎとして
健康で丈夫な子に成長することを祈り、
同時に一家の繁栄を願う行事として
広まりました。
鎧や、兜はもともと武将の身を
守る護身道具として扱われており、
そこから現在は
子どもの身を交通事故や
病気から守ってくれますように・・・
という祈りを込めて飾っています。
鯉のぼりも江戸時代に始まり、
当時は武家社会で
端午の節句に虫干しをかねて、
旗指物を飾る風習がありました。
旗指物は戦場で使われた小旗ですが、
それを庶民が真似て、家紋や金太郎、
武者絵が描かれている「武者のぼり」を
飾るようになったと言われています。
この「武者のぼり」には
子どもの幸せを願う図柄が
描かれていました。
そこから、中国の「登竜門」
という言葉の由来で
『竜門という急流を登ることが出来た
鯉は竜になると言い伝えられ
立身出世への道につながる』
というものがあり、
日本でも鯉は、清流はもとより、
池や沼でも生きられるため、
生命力の強い生き物とされており
このような理由から
鯉の図柄が描かれるようになり、
進化して今の形になっています。
鯉のぼりは子どもが丈夫で立派な
人間になるようにと願い飾ります。
兜は家の中に飾り(内飾り)、
病気や身の災いを払うお守りとして、
鯉のぼりは外に飾り(外飾り)、
出世を願うものとして飾ります。
まとめ
どちらを買ってもいいですし、
両方でもOKです!
最近では、一般家庭で
鯉のぼりを飾っているところを
あまり見かけなくなりました。
兜は立派なものを用意して、
鯉のぼりはベランダ用の簡易的なもので
済ませるご家庭が多いように思います。
子どもの健康や
立派になってほしいと
願うことが一番大事ですよね^^