日本の風習・祭

神様にお礼が必要!?後厄の翌年にすべきこととは?

前厄、本厄、そして後厄の3年間が

ようやく終わりを迎えたら、

ホッと一安心ですね。

 

でも、油断してはいけませんよ。

厄は厄年でなくても来る可能性があります。

 

そして、後厄の翌年には必ず、

お礼をしたり、

感謝をしたりしないといけません。

 

そこで今回は、後厄の翌年、

つまり厄年が終わったら何をすべきなのか、

どんなことに気を付けると良いのかを紹介します。

 

 

後厄の翌年にはお礼参りに行きましょう!

スポンサーリンク






後厄の翌年には是非、

お礼参りに行ってください。

 

お礼参りって聞いたことありますか?

神社に祈願したことが成就したら、

そのお礼として、参拝することです。

 

後厄が終わったら、

厄年の時はお守り頂いて

ありがとうございました、

これからもどうぞ見守りください、

という気持ちを込めて、

神社にお参りに行きましょう。

 

お参りする神社は、

厄年中に厄除けに行ったり、

初詣などで参拝した神社が良いですよ。

 

でもお礼参りをするからと言って、

別にかしこまる必要はありません。

 

日にちも自分の都合の良い時で構わないし、

服装もご祈祷の時のように

スーツでなくても、私服で問題ありませんよ。

 

いつものようにお賽銭を入れて、

二礼二拍一礼をすればOKです。

 

お礼参りが済んだら、

家族や友人など、周囲の人たちにも、

厄年を無事に越えられたことを

感謝すると良いですよ。

 

神道で最も大切にしているのは、

日々感謝の気持ちです。

 

ちなみに、お礼参りを

しなかったからといって、

特にバチが当たったり、

縁起が悪くなるわけではありません。

 

でもお礼参りも気持ちの問題なので、

晴々とスッキリした気持ちになるためにも、

お礼参りをすることをおすすめします。

 

 

後厄が終わっても厄が落ちないこともあるの?

後厄が終わったから、もう大丈夫だろう、

と安心しきってしまいますが、

実はその油断が禁物です。

 

もともと厄年というのも、

非科学的なものとは限りません。

 

ちょうど厄年の年代になると、

体調に変化が訪れたり、ストレスを抱えたり、

人生の節目を迎える場合もありますね。

 

その時に不摂生や無理をしていると、

身体を壊しやすくなるから、

気を付けましょうね、という意味もあります。

 

だからこそ、厄年が終わったイエーイ!

と解放感に浸って、暴飲暴食を繰り返したり、

不健康な生活をしてはいけませんよ。

 

また、厄年が終わったからといって、

物事が全て上手くいくように

なるわけではありません。

 

つい気が抜けてしまって、

交通事故に遭ったり、

仕事で大きなミスをしたり

しないようにしてくださいね。

 

これまでと同じように、

体調管理に気を付けて、

仕事や子育てなども

気を抜かないようにしましょう。

 

ただし、女性の場合は厄年には

あまり妊娠や出産をしない方が良い、

と言われることもありますね。

 

もし厄年中は

お子さんを作るのを待っているのでしたら、

後厄の翌年から安心して妊娠・出産できますよ!

 

ただし、それでも

母子ともに健康でいられるように、

体調面には十分に注意しましょう。

 

厄年が終わったとしても、

慎重さを失わないようすることを

おすすめします。

 

 

まとめ

後厄の翌年になったら、

厄年は本格的に終わりを迎えたので、

お世話になった神社に

お礼参りに行きましょう。

 

厄年の時に初詣に行った神社や、

厄除けの祈祷をしてもらった神社に

行くと良いですよ。

お参りの仕方はいつもと変わりません。

 

見守っていてくださった神様の他に、

厄年中も自分を支えてくれた家族や友人にも、

感謝の気持ちを忘れないでくださいね。

 

そして、厄年が終わったとしても、

この先まだまだ何が起きるか分からないので、

油断せず、気を引き締めていきましょう!