海苔はおにぎりに欠かせないものですが、
家にあった海苔を巻いたら、
何だか臭いがおかしい、
と感じたことはありませんか?
その臭いはきっと
湿気によって劣化したせいでしょう。
海苔ってすぐに湿気って
美味しくなくなってしまいますよね。
そこで今回は、焼き海苔を湿気から守って、
臭いや変色を防ぐ方法をご紹介。
湿気っていない海苔を使えば、
おにぎりもより美味しく食べられるでしょう。
海苔の臭いが変だし色もおかしい…湿気った海苔は食べてもOK?
海苔は湿気を吸ってしまうと、
赤茶色に変わっていくし、
臭いもなんだが
良くなくなってしまいます。
特に古い海苔だと、
おにぎりに巻いた時に、
まるでドブのような臭いが
することもありますよ。
でも、海苔って余ることが多いから、
どうしても湿気ってしまいがちですよね。
湿気ってシナシナになった海苔は、
食べても大丈夫なのでしょうか?
海苔の賞味期限は、
だいたい9ヶ月~1年ほど。
でも一度開封してしまうと、
1~2ヶ月くらいで、
もう湿気を吸いこんで、
シナシナになってしまうことがあります。
もちろん、湿気を吸った状態でも、
賞味期限内なら
食べられないこともありませんよ。
ただ、臭いも色も味も
劣化していますよね。
でももしおにぎりを作ろうと思って、
取り出した海苔が湿気っていても、
加熱すればある程度は復活しますよ!
まず、海苔をそのまま電子レンジに入れて、
500wで30秒ほど加熱してください。
これだけで、海苔の湿気を飛ばせるので、
パリパリとした食感が復活します。
ただし、臭いや味は
元通りにはならないので、ご注意を。
ひと昔前だと、海苔をパリパリにするのに、
ガスコンロの火であぶる、
という方法がありましたが、
それよりも簡単に復活させられるので、
ぜひ試してみてくださいね。
もちろんおにぎりだけでなく、
加熱してパリッとさせた海苔を
細かくカットすれば、
そばやちらし寿司に使う
刻み海苔としても使えますよ。
また、海苔をちぎって水でふやかし、
調味料と煮詰めていけば、
佃煮にリメイク出来るので、
ご飯のお供におすすめ。
海苔の佃煮の詳しい作り方は、
以下のURLから確認できますよ。
https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1720008389/
海苔を湿気から守る有効な方法とは
海苔を湿気から守り、美味しく保つには、
保管場所が重要です。
湿気を吸わせないために海苔は、
冷蔵庫に入れて保管しましょう。
冷蔵庫の中は冷えているけれど、
乾燥しているため、
海苔を保管するのに最適です。
上手く海苔を保存する方法としては、
必ず密閉容器にいれるようにしましょう。
密閉容器に海苔と乾燥剤を入れて、
しっかりフタを閉じて冷蔵庫に入れておけば、
だいたい2~3ヶ月はパリパリで、
味も臭いも損なわない状態のまま、
保存することが出来ますよ。
ちなみに、冷蔵庫に入れておいた
海苔を取り出す時は、
容器を開ける前に、
一旦常温になるまで待ちましょう。
冷えたままの状態で海苔を出してしまうと、
海苔が空気中の湿気を
吸いこんでしまいます。
そうならないためにも、
海苔の入った容器を取り出したら、
常温になるまで少しそのまま置いてから、
海苔を出すようにしてください。
また、容器のフタは開けたら早めに閉めると、
海苔を更に長持ちさせられます。
もし冷蔵庫に入れていた海苔が
湿気っていても、レンジで加熱すれば、
またパリパリ食感に戻せますよ!
まとめ
海苔は湿気を吸うことで、
色や臭い、味を劣化させてしまうので、
開封後は早めに食べるのが理想。
湿気から守るためにも、
海苔は密閉容器に乾燥剤と一緒に入れて、
冷蔵庫の中で保管しましょう。
これで海苔を美味しいまま
長期保存できます。
海苔が美味しいとご飯の味も引き立つので、
パリパリの海苔はおにぎりにぴったりですね!