牡蠣って美味しいけれど
リスクを伴う食べ物・・・
というイメージがありますよね?
それでも牡蠣といえば
生で食べるのが一番美味しい!!
という方も多いかと思います。
一般的な牡蠣の旬といえば
真牡蠣(マガキ)といわれるもので
秋~冬(11月~4月)頃になります。
ところが、牡蠣には
岩牡蠣(イワガキ)という
春~夏(7月~9月に)頃に
旬を迎えるものがあります。
牡蠣の食あたりにも様々な原因があり、
感染することもあります。
これから、その原因と予防について
お伝えしていきます。
牡蠣の食あたりは何が原因?
牡蠣の食中毒の原因には主に
・ノロウィルス
・腸炎ビブリオ
・貝毒
などが挙げられます。
冬場に食べる牡蠣の食あたりで
主な原因はノロウィルスです。
牡蠣の餌は海水中にいるプランクトンで、
1日に400リットル以上の海水を
吸い込んでいるといわれています。
その海水の中にはノロウィルスが
含まれている可能性があり、
牡蠣の内臓に蓄積されていきます。
その牡蠣を人間が食べると腸の中で
菌が増殖し感染してしまうのです。
ノロウィルスの特徴は
気温が低いほど発生しやすい!
というのも原因のひとつです。
そして、夏場に感染が多く見られるのは
腸炎ビブリオです。
腸炎ビブリオとは
通常、海水中に含まれており、
夏に増殖します。
その為、牡蠣以外にも
赤貝やアジなどの魚介類からも
感染する可能性があります。
それらを生食用として食べると
感染します。
では、どうしたら感染を
防げるのでしょうか?
牡蠣の食あたりでの感染を防ぐには?
腸炎ビブリオの感染を防ぐには
90℃で2分前後の
加熱が必要です。
調理する際の器具や手を
しっかり洗うことも大事です。
どうしても生で食べたい!!という方は
「生食用」で新鮮なものを選ぶことです。
お店で食べる際も
新鮮なものを取り扱っている
お店を選びましょう!
夏でもノロウィルスに感染する
可能性はゼロではありません。
やはり加熱して食べることが
何よりも予防となりますね^^;
もし感染した場合は
おう吐、下痢、発熱、めまい等の
症状が表れます。
感染した人の便や嘔吐物の処理を
適切にしなかった場合、
他の人にうつる可能性があります。
主に接触感染、飛沫感染、
空気感染によるものです。
使い捨てマスク、使い捨て手袋、
捨ててもいい衣類や使い捨てエプロン、
除菌剤(ハイターなど)、ビニール袋を
用意して適切に処理しましょう!
まとめ
牡蠣を生で食べるにはやはり
リスクを覚悟のうえになりますね・・
少しでもリスクを回避する為には、
信頼できるお店で食べる!
自分で調理する場合も
必ず生食用で新鮮なものを選び
新鮮なうちに食べましょう!