ワセリンは保湿剤として
子供から大人まで
幅広く使われている塗り薬ですが、
これが日焼け止めと
どういった関係があるのでしょうか。
ワセリン自体は油っぽくて、
顔に塗ったら余計に
日やけをしてしまいそうですよね。
では、どのようにワセリンを使って
日焼け対策をするのかご紹介します。
ワセリンと日焼け止めを併用しましょう。順番が大切。
ワセリンは直接
日焼け止めの効果はありません。
効果を得るには、
市販の日焼け止めを併用して使います。
日焼け止めのSPFやPAは、
数値が高くなると
肌には強すぎてしまうことを知っていますか?
日焼け止めで肌荒れを起こす人も多いのです。
元々肌が弱い人は、なおのこと
トラブルを引き起こす要因となります。
でも日焼けはしたくないし
どうしたら良いでしょうか?
そこで登場するのが「ワセリン」です。
それも『白色ワセリン』を使用します。
白色ワセリンは、
赤ちゃんが誤って口に入れても
安全な軟膏になります。
この白色ワセリンを、
日焼け止めと併用することで
肌のトラブルを防いでくれるのです。
使い方はとても簡単。
下地として白色ワセリンを塗り、
その上から日焼け止めを塗ります。
肌には直接日焼け止めの成分が当たらないので、
刺激を受ける事もありません。
また、日焼け止めのムラにも
ワセリン効果があります。
汗などで落ちやすい
日焼け止めの持続効果も
高めてくれますので一石二鳥です。
ここで注意したいのが
アトピー性皮膚炎の人です。
いくら信頼性の高い白色ワセリンでも、
副作用が出る場合があるので
使用の際は注意が必要です。
特に敏感な人には、
白色ワセリンよりも純度の高い
プロペトやサンホワイトをおすすめします。
白色ワセリンで心配な方は
医師に相談をしましょう。
自然派のあなたには、ワセリンと手作りの日焼け止めを一緒に使うことをオススメ!
普段から添加物は
ちょっと抵抗がある人もいますよね。
そんな場合は
自分で日焼け止めを作ってみましょう。
手作りの日焼け止めと
白色ワセリンを一緒に使えばさらに安心です。
赤ちゃんにも安心な
手作りの日焼け止めをご紹介します。
< 手作り日焼け止めの作り方 >
材料
✱ホホバオイル 大1
✱エマルシファイイングワックス 小1
✱超微粒子酸化チタン 小2
✱超微粒子酸化亜鉛 大1
・水 40ml
・お好みの精油 6~12滴
・グレープフルーツシードエクストラクト(GSE) 4滴
・耐熱容器 2個
・クリームを入れる容器 1個
・温度計
作り方
①耐熱容器に✱印の材料を入れ、
もう1つの耐熱容器に水を入れます。
②耐熱容器に入れた材料を
同時に湯煎します。
③70~75℃になったら双方を湯煎からはずし、
温まった水をオイルの耐熱容器側に入れて
よく混ぜます。
④粗熱が取れたらお好みの精油を入れ、
さらによく混ぜます。
⑤全体的に冷めたらGSEを入れてよく混ぜ、
クリーム用の容器に入れ替えれば
出来上がりです。
これらの材料の名前は
あまり聞いたことのないものですが、
ネットなどで簡単に購入できます。
また、手作りの日焼け止めですので、
冷蔵保存で2週間以内に使い切って下さいね。
使う時は手のひらでこすり合わせると、
クリームがよく伸びて塗りやすくなります。
❤ 最後に ❤
白色ワセリンはよく使うのですが、
塗った後はかなりテカテカしています。
正しい塗り方は薄めによく伸ばすこと。
たっぷり塗ればいいって
訳ではないようです。
日焼け止めを塗るときは、
さらにワセリンをよく伸ばしたほうが
日焼け止めをムラなく塗ることが出来ますよ。