カワイイ娘の
初節句は楽しみですよね。
桃の節句に
欠かせないものと言えば、
雛人形です。
どんなのを買ってあげますか?
昔は雛人形と言えば
7段飾りが良いとされていましたが、
マンションやアパートでは
1部屋を占領してしまうので
そんな大きいものは
買えないですよね。
小さいものを買うにも
親王飾りや三段飾りなど様々あり、
とても迷ってしまいます。
今回は、
迷った時の雛人形の選び方と、
誰もが迷う飾り方や
しまい方について
お話します。
雛人形はどのタイプが良い?初めての購入で迷うあなたに選び方を伝授
まずは、それぞれのタイプの特徴を
見ていきましょう。
お内裏様とお雛様の
2体の人形の親王飾りです。
下に台が付いていて、
そちらに収納できるようになっているタイプや、
台のないタイプがあります。
幅も70cm、75cm、80cmと
場所を取らない大きさになります。
次に、お内裏様とお雛様に加えて、
三人官女の5体の人形と
嫁入り道具の飾りのある、
三段飾りです。
人形が5体になるので、
五体飾りと呼ばれることもあります。
コンパクトなものでは、
70cm程度のものもありますが、
一般的には
80cm~100cm程度の幅になります。
親王飾りと三段飾りでも、
ガラスやアクリルのケースに入っている
ケース飾りというものもあります。
親王飾りは飾りやすく、
収納場所にも困りません。
ですが、子どもが大きくなった時に
友達の飾りを見て
ショックを受けることも
あるかもしれません。
三段飾りは親王飾りに比べて、
飾り付けなどは大変になり、
幅が大きくなることもありますが、
華やかになります。
ケース飾りでは、
ケースが割れてしまうなどの
事故が多いですが、
きれいに飾ることができます。
最近は昔からの雛人形に加えて、
少しカジュアルになった雛人形や、
ぬいぐるみのような
かわいらしい雛人形もあります。
部屋の雰囲気が洋風で、
純和風の雛人形では
浮いてしまうこともあるかと思います。
そういったことが気になる場合は、
部屋の雰囲気に合わせても
良いですね。
まずは、飾る場所を決めて、
どのくらいの幅なら
飾ることが出来るのか、
収納できるのかといったことを
確認してから、
予算と雰囲気に合わせて
購入されることをおすすめします。
雛人形のハウツーを伝授!誰もが迷う飾り方やしまい方
雛人形が決まったら、
次は飾りましょう!
飾る時期ですが、
節分の次の日、
立春から2月の中旬までが
望ましいとされています。
少なくとも1週間前までには
飾ってあげてください。
雛人形って綺麗だと
眺めることはあっても、
どうやって飾ってあるかを
しっかりと見たことがある方は
少ないですよね。
お内裏様はどっち?
というのは誰もが
思うことではないでしょうか?
実は、京都を中心とした関西と、
関東では飾り方が異なります。
昔は偉い方たちは南に向いて座って、
その時に日の出の方向に当たる
左側が上座とされていました。
そのため、伝統を重んじる
文化の京都を中心とした関西では、
お内裏様が左側になります。
時代が移り変わり、
海外の文化が
日本に入ってくるようになり、
海外で採用されていた右側の人が
上位になるといった場面も
多くなってきました。
そのため、海外に合わせて、
関東ではお内裏様を右側に
配置します。
どっちが正しいということもないので、
文化などにあわせて
お内裏様とお雛様を
並べてあげてくださいね。
三段飾りの場合、
上から、お内裏様とお雛様、
三人官女、嫁入り道具の順で
並べます。
三人官女の順番ですが、
左側から、加銚子、盃、長柄銚子
となります。
真ん中の盃を持っている官女は
座っているので分かりやすいですが、
左右の官女は
分かりづらいと
思われるかもしれません。
立っている官女は、
外側になる足を
少し前に出しています。
分からない場合は
そちらを目印に並べると
分かりやすいです。
次にしまい方です。
まずは、
晴れて乾燥している日にしまう方が
良いです。
雨などの場合、
湿気なども一緒にしまってしまうことになり、
カビなどの原因になります。
下のものから、
筆や毛はたきなどで、
埃を落としながらしまっていきます。
小物はなくさないように
ビニール袋にいれて、
分かりやすく収納していきます。
肝心な人形ですが、
柔らかい布や紙などで、
優しく包みます。
この時に顔と胴体は
別々にくるんであげてくださいね。
あとは、持ち運ぶときなどに
壊れたりなどしないように
隙間を紙などで埋めて、
防虫剤をいれたら終了です。
温度変化や湿気の少ない所で
保管してあげてください。
まとめ
今回は雛人形の選び方と飾り方や
しまい方のお話をいたしました。
雛人形は娘さんの
健やかな成長を願うものです。
飾り方や保存状態が良ければ
娘さんが大人になって、
お子さんが生まれてからも
引き継ぐこともできます。
一生付き合っていく
大事なお守りだと思って、
選んであげてくださいね。