妊娠すると、
つわりで気持ち悪くなるし、
お腹も大きくなるし、
何より生理が止まるんだから、
誰でもすぐ気付くはず!
と、思う方は多いですよね。
しかし、しばらく気づかなかった、
気づいた時には妊娠5ヶ月だった、
という話をする人に
会ったことはありませんか?
私の友人も気づいた時には
安定期になっていて、
どうして気づいたの?
と聞いたら
生理があまりにも来ないので、
また生理が止まったのかな?
と思って
婦人科を受診したからだよ!
という返事をもらいました。
意外と妊娠に気づかない人って
いるんですね。
妊娠に気づかない理由や、
妊娠後しばらく経ってから気づいた場合は
どうするのかをまとめたので
ご紹介します。
知り合いの娘さんが妊婦だった?生理不順なら気づかないことも。
よく会う知り合いの娘さんが
何と妊婦さん。
仕事も服装もいつも通りだし、
この前会社の忘年会に
参加した話を聞いた気もする。
まさか妊娠5ヶ月だったなんて!
そんな話を聞いたらびっくりしますよね。
まずは生理が止まるのですが、
最近は生理不順の女性が多く
3〜4人に1人は生理不順
とも言われています。
10代はまだ子宮の働きが未熟なために
よく生理不順になるものです。
中には生理不順のまま、
本人が気にすることなく
たまにしか生理がこないのが普通、
と思って過ごしている人もいます。
そのため、数ヶ月生理が来なくても
すぐに妊娠と結びつかないのですね。
たまにしか生理がない場合、
きっと自分は排卵していないだろうと
思ってしまう人も多いのでしょう。
また、妊娠すると
症状の重さは人それぞれですが
つわりがあって、
具合が悪くなりますよね。
私もそうでしたが、
匂いに敏感になったり、
よくお腹が減ったり、
しょっぱいものを食べたくなったりと
いつもとは違う症状が様々見られます。
しかし、
つわり症状がほとんどなく
疲れやストレスのせいで
少し調子が悪いのかも?
と思うのみの人もいるのです。
体型によっては、
妊娠後期までお腹が出ないこともあります。
私も妊娠後はしばらくお腹が出ず、
服を着てしまうと妊婦だと
気付かれませんでした。
ニュースで、
「高校生で妊娠していたが、
出産まで誰にも気付かれなかった」
という話を聞いたことも
あるのではないでしょうか?
そのくらい、
体型の変化も人それぞれなのです。
これらの全てが重なると、自分も周りも
妊娠していることに
しばらく気付かないことも
全く不思議ではありませんね。
中には妊娠に気づかずに、
お酒を飲んでいたり、
タバコを吸っていた人もいるでしょう。
妊娠中の飲酒や喫煙は、
低出生体重児や障害の原因となる可能性
があります!
という情報を見るたびに
不安でいっぱいになってしまいますよね。
飲酒や喫煙による影響は未知数で
妊娠中も続けていながらも
問題なく出産した人もいます。
そのため大丈夫です、
とは一概には言えませんが
まずは妊婦健診の時に、
飲酒や喫煙をしてしまったことを
医師に相談して、
妊娠の経過を診てもらうことが大切です。
気づいた時点で
飲酒や喫煙をやめるだけでも
胎児への影響を減らせますね。
受け入れ先の病院ってどうなるの?
近年、産婦人科の数が
減ってきている影響で
妊娠が判明したら
すぐに分娩の病院を予約しないと
病院を確保できないことが多く、
里帰り出産すら
難しくなってきています。
それなのに、
妊娠がわかったのが5ヶ月や
妊娠後期となると、
受け入れ先を探すのも大変ですよね。
特に都市部など妊婦さんが多い地域だと、
なおさら受け入れ先を探すのが
難しくなります。
個人病院に比べ、
総合病院や大学病院のような
規模の大きい病院の方が
受け入れ枠が多いため、
分娩予約が取りやすい傾向にあります。
それでも受け入れ先が見つからない時には
お住まいの地域の区役所や市役所で相談
してみましょう。
まとめ
妊娠に気づかないことは、
意外とよくあるのが現実です。
一般的な妊娠症状の
生理が止まる、つわりがある、
体型が変わる
という様々な変化があまり現れないため
自分も周りの人も気付かないのですね。
妊娠に気づかないと、
いつも通りに飲酒や
喫煙を続けてしまうリスクや、
気づく時期が遅いために、
分娩予約が取れない問題も起きてきます。
生理不順の場合、
生理が来ないことを当然と思わず、
早めに病院を受診するだけでも
早く妊娠に気づく結果となるでしょう。