生活の知恵

卒業式に涙が出ないって異常?泣ける人はどうして泣くの?

卒業式は、保育園や幼稚園・小学校

・中学校・高校・大学や専門学校と、

多い人は5回ほど経験します。

 

その度に、感情が溢れ出て

涙を流す人がいるでしょう。

その涙につられて泣く人もいるでしょう。

 

でも、私はどうしても涙が出ない。

そんな人もいます。

どうして涙が出てこないのでしょうか?

また、涙を流す人は、

どうして泣けるのでしょうか?

 

 

卒業式に涙が出ないっておかしいの?これって感情が薄いってこと?

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卒業式で周りが泣いているのに、

私だけ泣けていないとなると、

もしかして感情が薄いのでは、

と思ってしまいますよね。

 

その気持ちはよくわかります。

なぜかって、私も卒業式の時に

全く泣けなかったからです。

小学校・中学校・高校一貫してです。

 

でも、なんの感情もないわけではありませんよね。

心のどこかで

人前で泣くことが恥ずかしいと思っていたり、

悲しいし寂しいけれど、

周りの泣いている子を見て

ちょっと冷静になったりと、

心の中で感じている感慨深さが

表に出ないだけなのです。

 

卒業式=泣く行事と考えられているのも、

見方を変えれば不思議です。

新たな旅立ちの瞬間なので、

「いい学校生活だったな。

次はどんなことが待っているのかな」と

清々しい気持ちでいる人がいてもいい

と私は思います。

 

泣けないことは気にしなくてもいいことだと、

私は思います。

 

 

どうして卒業式で泣ける人はこんなに泣けるの?

さて、次は

「どうして卒業式の日に

泣ける人は泣けるのか」です。

様々な理由がありますが、

泣く理由の上位に食い込んできていたものを

ここでは紹介していきますね。

 

1番多かったのが、

卒業式定番の卒業ソングを

みんなで合唱したからという理由でした。

 

卒業式の日までに歌詞やメロディーを覚え、

体育館でリハーサルをし、

口ずさめるようにまでなってきた卒業ソングを、

卒業式の日にみんなで合唱するのは、

やはり感動するのでしょう。

 

2番目に多かったのが卒業式の答辞です。

同級生が書いた答辞は、

今までの学校生活を思い出させます。

楽しかったことも、辛かったことも。

 

友達と休み時間にお喋りをしたり、

先生と昼休みにサッカーをしたり、

部活を一生懸命頑張ったり、

試合でいい結果が出せなくて

悔しい思いをしたり。

 

そんな記憶が、蘇ってきます。

その思い出に浸って、

涙を流すという人が多かったです。

 

3番目に多かったのは、校歌斉唱です。

6年間もしくは3年間慣れ親しんだ校歌は、

卒業式の日を最後に、

みんなで歌うことはなくなります。

なにか行事がある度に歌っていた校歌にも、

思い出が詰まっています。

 

卒業式で、これが最後だと思いながら

歌ってみて初めて、

「うちの学校の校歌は、

こんなにいい意味が込められていたんだな」

と気づく人もいます。

 

そんな校歌を、

学校の体育館で、制服を着て歌えるのは、

これが本当に最後なんだなと思うと、

寂しくなるのでしょう。

 

 

今回は、卒業式で泣けないのは

異常なのか?ということと、

卒業式で泣くのはどうしてなのか?

ということを見てきました。

 

結論、卒業式で泣けないのは異常ではありません。

卒業式で泣かなければいけない

という決まりもありませんし、

泣かない人は冷たいというわけでもありません。

あなたはあなたの感じるまま、

卒業式を迎えればいいと思います。

 

泣く人も、自分の感情に素直になって

泣いていいでしょう。

晴れやかな気分で、

笑顔で卒業式を迎えるのもいいでしょう。

迎え方は様々ですし、

感情の表し方も人それぞれです。

 

卒業式は、卒業生みんなでやるものなので、

みんなの卒業式でもありますが、

学校を巣立って次のステップに進む

あなたの卒業式でもあります。

 

あなたはあなたの感情のままに、

卒業式という日を迎えてくださいね。