神社とお寺の違いは何?
と聞かれたら、
あなたは説明できますか?
意外にも、
神社とお寺の違いが
分からない、
という日本人は多いんです。
でも、日本に生まれたなら、
常識として知っておきたいですよね。
そこで今回は、
神社とお寺の違いを一挙大公開!
違いを知っていれば、
参拝の時に役に立ちますよ。
お寺と神社の違いは鳥居だけじゃない!その1お守りの違い
お寺と神社の
そもそもの大きな違いといえば、
まずお祀りしている神様ですね。
神社は神道という
日本独自の宗教であるため、
お祀りしているのは
日本の神様です。
そして、入口には、
神域であることを表すために、
鳥居が設置されています。
一方お寺は、
神様ではなく仏様が
いらっしゃる場所。
つまり仏教なので、
インドから伝わったものです。
また、神社と違い。
お寺にはお墓や鐘があるんですよ。
そして、実は、お寺と神社って、
お守りにも違いがあります。
違いと言っても、
神社とお寺で、
お守りの効力に
差があるわけではないんですよ。
でも、神社とお寺のお守りでは、
意味合いが違うんです。
まず神社の方は、
主に恋愛と結婚のお守り、
勉強と試験のお守り、
家庭と健康のお守り、
そして厄除けと安全祈願のお守り
といった種類が主なもの。
これらは神様の力を宿しているもの、
つまり神様の
分身のようなものなんですね。
一方お寺のお守りは、
良縁や交通安全、
災難除けなど、
効力や種類は神社のお守りと
大差ありません。
ただ、お寺のお守りというのは、
仏様の分身、
というわけではなく、
読経などの儀式が施された、
仏様からの賜りもの、
という意味があるんですよ。
もっと簡単に説明すると、
神社のお守り=神様の分身、
お寺のお守り=仏様からの贈り物、
と考えると、
かなり分かりやすいんじゃないでしょうか?
いずれにしても、
お守りは神社お寺問わず、
とてもありがたいものです。
そのため、1年経ったら、
必ず購入したお寺や神社に
お返ししましょう。
お寺と神社の違いは鳥居だけじゃない!その2参拝方法
お寺と神社は参拝方法にも
大きな違いがあります。
簡単にいうと、
神社では柏手(かしわで)を打つ、
お寺では柏手を打たない、
ということです。
神社ではお参りの時、
パンパン!と、
二回手を叩きますよね。
でも、お寺で手を叩くのは
NGなんです。
うっかりお寺で手を叩くと、
周囲からの視線が痛いので、
十分に気を付けましょう。
では、それぞれの
正しい参拝方法を紹介します。
・神社の参拝方法
まず、鳥居の前で
一礼してから進みます。
次に、
手水舎(ちょうずや)で両手を洗い、
口をすすぎます。
そして、
お賽銭を入れたら鈴を鳴らし、
二礼二拍一礼をしましょう。
神社によっては、
参拝手順が書かれた看板が
立てられていますよ。
・お寺の参拝方法
香炉がある場合は、
線香の煙を体にかけましょう。
お賽銭を入れ手の平を合わせて
拝礼します。
以上が参拝方法の違いです、
初詣の時など、
お参りの際は
間違えることのないよう、
しっかり覚えておきましょう。
まとめ
神社は神道であり、
祀っているのは神様。
鳥居があって、
お守りは神様の分身で、
参拝する時は
二礼二拍一礼が作法です。
そしてお寺は仏教であり、
仏様がいらっしゃる場所。
お墓や鐘があって、
お守りは仏様からの賜りもので、
参拝する時は柏手を打たずに、
手を合わせて拝礼します。
以上が主な神社とお寺の違い。
この他にも、
細かい違いがあるので、
興味があったら
ぜひ調べてみてくださいね!