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面接、採用試験と進んでいく就職活動。
作文や小論文を書く機会が
増えますよね?
採用担当者は数多くの文章を読んでいるので、
目指すべきはインパクト!
書き出し次第で興味をもって
読んでもらえる可能性が高くなります。
読み手の心をつかむ、
書き出しのコツとは?に迫ります。
つかみが大事。作文の書き出しを高校生向けに実例付きで解説!
まず、何を書くかが重要です。
テーマに沿って、
書きたい内容を箇条書きにしておきます。
その中から最も書きたいことを決めて、
印象的な書き出しを考えていきます。
テーマは大きく分けて二通りあります。
【就職活動における作文の二大テーマ】
- 抽象的なテーマ
(仕事とは、私の目標、10年後の夢など)
→仕事に対する意欲や考え方を知りたい
- 具体的なテーマ
(学生時代の思い出、業界についてなど)
→人間性や価値観を知りたい
ビジネスの基本は、スピードと結果です。
そのことを踏まえた上での
いい書き出しとは…
・抽象的なテーマ→問題提起
・具体的なテーマ→結果
【問題提起】
テーマ:自分にとっての仕事とは
例)嫌いなことを仕事にしては
いけないのでしょうか?
僕は苦手を克服してきたことが
自分の成長に繋がっています。
好きじゃないと続かないと人は言いますが…
問題提起は出された課題に対して
自分の切り口を作り、そこに問題を提起します。
【結果】
テーマ:学生時代に得たこと
例)人を信頼する力。
本当のリーダーシップを身につけたのは
部活動での経験から…
結果そのものから書き出し、
後で根拠のエピソードを続けます。
前提として、書き出しは
説明的にならないように!がポイント。
「〜とは」「私は〜」「〜について」
というような冒頭は厳禁です。
作文の書き出しは、就職試験の選考で重要。コツをつかめば短時間で書けるようになります。
採用担当者の心をつかむ、書き出しのコツ。
重要なのは結論先行!
それ以外でも使えるワザをご紹介します。
・五感に訴えかける表現を入れる
色や匂い、音、手ざわりといった
五感で感じる表現を取り入れましょう。
難しい言葉でなくても
自然と体と心が反応するはずです。
・映画のキャッチフレーズを流用する
キャッチフレーズは
短い言葉にぎゅっと
要素が詰め込まれています。
テーマにあてはめて
応用してみるのもありですね!
・本を読むこと
名作と呼ばれているものは、
どれも書き出しが秀逸です。
まずは真似からはじめてみましょう。
・会話から書き始める
会話は、読み手からすると
まったく未知の世界です。
知らない世界に
引き込まれざるを得ないはず!
・短く、強い一文にする
代表的な例が、走れメロス。
「メロスは激怒した。」
これはものすごい吸引力だと
思いませんか?
まとめ
就職試験の合否を
左右しかねない作文や小論文。
コツさえつかめば
そんなに難しくありません。
習うより慣れろ、とも言いますし、
コツをつかむためにも練習ですね!
いい書き出しのストックがあれば、
本番も怖いものなしです。