料理・グルメ

イチゴのヘタは栄養満点で美味しく食べられるという、驚きの事実。

これからの時期、

イチゴが美味しくなり

食べる機会も増えますよね。

 

品種などでも違いはありますが、

イチゴは10月中旬から5月中旬

が旬と言われています。

 

皆さんはイチゴを食べる時、

イチゴのヘタってどうしていますか?

 

ほどんどの方が

捨ててしまっているかと思いますが

イチゴのヘタ、

実は食べられるって知っていましたか?

 

今回は、イチゴのヘタは

本当に食べられるのか、栄養価はどうなのか?

 

また、捨てるまえに試してほしい、

いちごのヘタの活用レシピを紹介します。

 

 

イチゴのヘタが食べられるってホント!?

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イチゴを食べる時、

多くの人が捨ててしまうヘタですが

このヘタを食べる事が出来る

と聞いた事のある人もいるかと思います。

 

イチゴのヘタを食べる事が出来るのは

本当なのでしょうか?

 

<イチゴのヘタを捨ててしまうのは日本人だけ!?>

私たち日本人は

ヘタを捨てる習慣がありますが

海外の方がいちご狩りに行って

イチゴを食べるとヘタごと食べるそうです。

 

海外の方にとっては

ヘタごと食べたほうが美味しいと感じるそう。

 

イチゴのヘタを取らずに食べる事は

普段、ヘタを食べず

捨ててしまう習慣のある私たちにとって

考えられない事ですね。

 

でも実際に食べて見ると、

考えていたほどにヘタの違和感はなく

苦さや青臭さもなく、

食べる事が出来ました。

 

スーパーでイチゴを買ってきて食べたり、

いちご狩りに行ってイチゴを食べる時

普通イチゴのヘタって、

食べる前に取って実の部分だけ食べますよね。

 

 

<イチゴの食べる時の注意点>

イチゴにはビタミンCがたっぷりで

栄養価も高い果物です。

 

イチゴのヘタを取って食べるときでも

洗う時にはヘタを取らず

そのまま洗うのがポイントとなります。

 

ヘタを取ってしまう事で、

取ったヘタの部分から水が入ってしまい、

水っぽくなり

味が悪くなってしまうからです。

 

また、イチゴは水に濡れていると、

ビタミンCなどの栄養価も

溶けてしまいやすくなるので

食べる直前に洗うか

流水で手早く洗うのが基本です。

 

ヘタを取って洗うと

味が落ち、栄養価も低くなってしまうなら

イチゴ本来の栄養価を取れるよう、

ヘタを付けたまま食べるのも良いですね。

 

いちごのヘタって栄養があるの?

いちごのヘタは苦味も青臭さも少ないので

食べる事は可能ですが、栄養価的にはどうなのでしょうか。

 

実際のところ、いちごのヘタの栄養は
はっきりとしたことがわからないのが事実です。

わかるところで言えば「葉緑素」は確実に含まれています。

栄養成分を記している「日本食品標準成分表」
は食べる部分、つまり「可食部」しか記載していません。

『葉緑素』

植物の体の中に含まれる緑色の色素です。

効能としては、弱った胃や腸を元気にしてくれる作用や、
脱臭作用・殺菌作用があります。

ただし、あまり摂り過ぎると
必要な栄養素まで排泄してしまうので
気をつけなければいけません。

他の食品として、
大麦若葉やモロヘイヤ、春菊、ほうれん草
にも含まれています。

料理に使うのもいいのですが、
食感が嫌いな人もいるかと思いますので、
そんな時はすり潰してしまえば摂取しやすいです。

おすすめはスムージーなどにすれば
たくさんの量が摂れます。

 

捨ててしまうけど本当はおいしい食材!?レシピのまとめ!

イチゴのヘタもそうですが、

野菜を調理すると

茎や皮などが出るかと思います。

その茎や皮って捨ててしまいますよね。

 

ちょっと待った!

その茎や皮、葉っぱで

美味しい料理がたくさん作れるのです。

 

少しでも食べ物を無駄にしないように

茎や皮、葉っぱなど

捨ててしまう食材を使った

リメイクレシピを紹介します。

 

<イチゴの捨ててしまう部分を使ったレシピ>

1.イチゴのヘタで「おへたし」

 

イチゴは栄養価が高く、

美味しいところと芯を比べてみると、

食物繊維3.2倍、ポリフェノール5.4あるので、

ヘタを茹でて芯に添え食べる

おヘタしにすると良いです。

 

また、からし酢味噌で和えて

食べると美味しいです。

 

多くの方がおへたしを

一度も食べたことがないと思います。

どのような味なのか

全然想像が出来ないですよね。

 

一度どんな味か知る為にも

おへたし食べてみてはどうでしょうか?

 

2.イチゴの葉っぱで「天ぷら」

 

この料理方法はとても簡単で

イチゴの葉っぱを取り

小麦粉をまぶし卵と混ぜて揚げるだけ

 

葉っぱを食べるの…と

少し抵抗のある方もいるかと思いますが

春に七草を食べたり、

山で採ってきた山菜を食べるのと同じ感覚で

是非一度食べてみてはどうでしょうか?

 

詳しい材料や作り方が記載されたURLです。

是非参考にして一度作ってみて下さい。

URL:https://cookpad.com/recipe/3043372

 

<その他の捨ててしまう食材レシピは?>

1.大根の皮でお漬物

 

漬け物には色々な種類があります。

漬け物はご飯のお供になり

この大根の皮のお漬物は作り方も簡単で

料理の合間にパパッと出来てしまうので、

おススメです。

 

詳しい材料や作り方が記載されたURLです。

是非参考にして一度作ってみて下さい。

URL:https://cookpad.com/recipe/4716789

 

2.お肉と野菜の茎や皮を使ってソーセージ

 

ソーセージは、子供から大人まで皆好きで

多くの人に愛されている食べ物ですね。

 

お肉に野菜の茎や皮を混ぜて

お家でソーセージを作ってみては

どうでしょうか?

 

野菜の茎や皮には

たくさんの栄養が含まれており

普段野菜をあまり食べてくれない子供や

野菜嫌いな人にも

食べてもらえるそんな料理です。

 

詳しい材料や作り方が記載されたURLです。

是非参考にして一度作ってみて下さい。

URL:https://cookpad.com/recipe/4480158

 

<我が家のリメイクレシピ>

私の家で実際にやっているリメイクレシピは

人参の葉っぱを使って

天ぷらを揚げるリメイク方法です。

 

家では祖母が畑をやっており、

1年中季節に合わせた旬の野菜が取れます。

 

買わずにとれたての物を頂ける事は

とても有り難い事で、

せっかく作った野菜を無駄にしない方法は

何か考えた時に思いついたのが

人参の葉っぱを天ぷらにする事でした。

 

少し苦みはありますが、

とても美味しく

一度食べるとやみつきになります。

 

また、この他にも大根の葉っぱを

お味噌汁に入れて食べています。

 

食べられるという事はとても幸せな事で

手間をかけて作ってくれた人や

育ってきた野菜に感謝して

少しでも無駄のないように食べたいですね。

 

いちごは食べるだけじゃない!?クレンザーやマウスウォッシュにも使える

いちごは果物としてデザートや
お菓子つくりの飾りなどにと使用しますが、
ほとんどは食べてしまいますよね。

実は、いちごは食べるだけでなく
違うものに作り変えることができるんです。

いちごの果実は美容のためのクレンザーに、
いちごの葉っぱはマウスウォッシュ
になるんですよ。

驚きに発見ですが、誰でも簡単に作ることが出来るんです。

それでは早速作り方をご紹介します。

 

< いちごのクレンザーの作り方 >

いちごは人の肌のphに大変近いので、
クレンザーの代わりにはもってこいなんです。

そして、ビタミンA・Cをたくさん含んでいるので
美肌効果も期待できます。

そして、いちごの甘い香りが何ともいえない
贅沢感を味わわせてくれます。

いちご好きにはおすすめです。

 

材料

新鮮ないちご・・・約4個

アーモンドオイル

(なければオリーブオイル)・・・小さじ1

ウィッチヘーゼルローション・・・大さじ1

 

作り方

①いちごはヘタを取り水気を拭き取ります。

②ミキサーまたはフードプロセッサーに全部の材料

を入れて混ぜます。

③清潔な容器に入れて冷蔵庫に保管します。

 

使い方

メイク落としの後に、大さじ1~2のいちごのクレンジングを塗って優しくマッサージをします。

その後はぬるま湯ですすいでください。

さっぱりしたい人はこの後に軽く洗顔をしましょう。

 

※保管は冷蔵庫で、2日間で使いきりましょう。

いちごアレルギーの人はもちろん使ってはダメで

すよ。

 

< いちごの葉のマウスウォッシュの作り方 >

葉っぱには殺菌作用と収れん作用があるので、
歯ぐきも引き締める効果があります。

マイルドなマウスウォッシュになります。

 

材料

いちごの葉・・・新鮮なものなら1カップ

ドライなら大さじ1

お湯・・・1カップ

レモン汁・・・大さじ2

 

作り方

①小さい鍋にお湯を沸かしていちごの葉を入れます。

ひと煮立ちさせたら蓋をしてしっかりと冷ましま

す。

②茶こしなどで葉をこしてレモン汁を加えてよく混

ぜ合わせます。

③清潔な容器に入れて冷蔵庫で保管してください。

 

使い方

歯みがき後にマウスウォッシュを口に含んで
クチュクチュしたり、うがいをしたり口をゆすいでください。

喉の痛みや口の中に口内炎ができているときは
頻繁にうがいをすると炎症を抑える効果があります。

 

いちごが大変身しましたね。
簡単に作ることが出来るので一度お試しあれ。

葉っぱを食べるのには少し抵抗がある人は、
このマウスウォッシュはいかがでしょうか。

自家製でいちごを栽培している人も多いですから、
果実も葉っぱも大切に利用できたら嬉しいですよね。

 

いちごに含まれる栄養素をおさらい!

ヘタには葉緑素が含まれていることがわかりましたが、
「いちご」自体はどんな栄養が含まれているのか
一緒に復習しておきましょう!

 

いちごには、ビタミンCが一番多く含まれており、
次に多く含まれるのが葉酸です。

葉酸は妊婦さんや妊娠前に必要な栄養素です。

いちごは果物の中でも葉酸の含有量が
トップクラスなのでとてもおすすめな食品です。

葉酸は胎児の障害リスクを低減し、
貧血の予防にも有効です。

 

ただし気をつけてほしいのがいちごを食べる時です。

いちごにはたくさんの農薬が付着しています。
しっかりといちごに付いた農薬を落としてから食べたほうがのぞましいです。

もちろんヘタの部分は特に農薬が付着しているのでよく洗いましょう。

実際に効果があるのが「重曹」です。

重曹は弱アルカリ性なので酸性の農薬は中和されます。
塩やお酢などで洗うよりも効果的ですし、
台所洗剤で洗うよりも安全ですね。

(台所洗剤は野菜などを洗う用途としても明記されています。)

 

妊婦さんや幼児に限らず、
いちごの洗い方はしっかりとしたほうがよいですね。

まして、いちごのヘタを食べようと思っている人は
なおさらよく洗ってください

農薬を取り除く=安心して摂取する

せっかくの高い栄養素も農薬が付いていたら元も子もありませんから。

 

まとめ

今回は、普段捨ててしまっている

イチゴのヘタは食べられるのか、

また、捨ててしまうけど

本当は美味しいリメイクレシピを

紹介しましたがいかがでしたか?

 

皆が大好きなイチゴは、

ビタミンも豊富で栄養価も高く、

とても優れている食べ物です。

 

そんな栄養価を無駄にしないように、

普段捨ててしまっているイチゴのヘタや

野菜の茎や皮など

捨ててしまう部分を上手く使って

美味しい料理を作ってみてはどうでしょうか?

 

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