日本の風習・祭

厄年に新築を建てるのはアリ?ナシ?避けたほうが良いこととは?

厄年って、気になりますよね。

新築などの

大きなイベントごとのときは、

特に先々の影響などがないか

心配になりがちですね。

 

そもそも厄年とは

厄難が多い年のことを言いますが、

そんな年に新築を建てても

大丈夫なのでしょうか?

 

厄年に家を建てるのはありなのか?

また、その他の避けたほうが

良いことなども説明します。

 

 

新築を建てるなら、必ず厄払いを!厄年に避けた方が良いことって?

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一般的に厄年には

新しいことをはじめるには

よくないとされます。

 

よく言われているのは

引っ越しや、新築を建てる、

転職、結婚などですね。

 

結論から言えば、

これらを絶対したらいけない

という決まりはありません。

あなたの気持ちしだいです。

 

厄年が過ぎてからにしたいと思う方も

いらっしゃるとは思いますが、

厄年は、前厄・後厄含めると

3年になるので

現実問題として、

引っ越しや結婚を3年遅らせるのは

考えにくいですね。

 

そういった場合は

しっかりと厄払いに行きましょう。

 

いつもの年とは違いますし、

厄年だから気を引き締めよう

という意味でもけじめになりますよ。

 

厄年にあえて変化させるという考えも

昔からあります。

冗談ではなく、

厄なんて気にせずに

ガンガンやってやる!という。

 

なので、個人的には

そこまで気にする必要は

ないと思います。

実際に私も厄年に

分譲住宅を買って

引越しして5年が経過しますが、

悪いことはほぼありません。

 

あと、女性の出産・妊娠は厄年でも、

子供を授かって出産することで、

厄を落とすという説もあるので

特に気にしなくても大丈夫ですね。

 

厄年は科学的に根拠がないもので

これはしてはいけない

という決まりも

特にはないですし、

人それぞれ考え方が違います。

 

ただ、厄年だから

少し気にして行動しよう。

くらいで考えておいても

いいかもしれないですね。

 

 

厄年のいわれは?

 

厄年は

平安時代から存在したとされます。

ですが根拠がないので

詳しいことはわかりません。

 

もともとは日本の八百万の神などの

自然的な精神に、

中国の儒教や道教などの考え方が

融合してできたものと

考えられています。

暦を読む、

というのが儒教などにあったので、

そこから厄年という考え方が

生まれたのですね。

陰陽道、

というのにも通じると

言われています。

 

 

厄年の暦

 

厄年はまず男女で年齢が違います。

暦でチェックしておきましょう。

 

男性の2018年(平成30年)の厄年

前厄

1995年生 平成7年 (24歳)

1978年生 昭和53年 (41歳)

1959年生 昭和34年 (60歳)

 

本厄

1994年生 平成6年 (25歳)

1977年生 昭和52年 (42歳)

1958年生 昭和33年 (61歳)

 

後厄

1993年生 平成5年 (26歳)

1976年生 昭和51年 (43歳)

1957年生 昭和32年 (62歳)

 

※( )の中は数え年です。

 

女性の2018年(平成30年)の厄年

前厄

2001年生 平成13年 (18歳)

1987年生 昭和62年 (32歳)

1983年生 昭和58年 (36歳)

1959年生 昭和34年 (60歳)

 

本厄

2000年生 平成12年 (19歳)

1986年生 昭和61年 (33歳)

1982年生 昭和57年 (37歳)

1958年生 昭和33年 (61歳)

 

後厄

1999年生 平成11年 (20歳)

1985年生 昭和60年 (34歳)

1981年生 昭和56年 (38歳)

1957年生 昭和32年 (62歳)

 

※( )の中は数え年です。

→数え年とは、

生まれた日を1歳と数えます。

 

毎年1月1日になると

1歳年を取るという数え方です。

2000年10月に生まれた場合は

2000年10月で1歳

2001年1月1日で2歳になる

数え方です。

 

 

厄年は、体調や環境が変わりやすい年齢でもあるので注意!

厄年と言われる年齢には

様々な変わり目などになる

年であったりもします。

 

男性であったら

25歳くらいだと仕事などに就いて

ある程度馴染んできた頃で

結婚なども考えたりする

生活面で変化しやすい

時期ですよね。

 

42歳くらいだと

仕事も上の立場になってきたり

身体や体調にも

変化が表れる時期になります。

61歳も体調面で

気を付けたい時期ですね。

 

このように変化が

訪れやすい時期や体調面など

気を付けたい時期も重なっているので、

厄年でなくても

なおさら注意したい要素が

たくさんありますね。

 

ちなみに女性は

19歳の時に1回目の本厄を迎えますが

学生の方も多いですし

あまり気にしてなくて

知らぬ間に過ぎていた

という方もいるんではないでしょうか。

 

30代のうちに

2度も本厄で前厄・後厄も合わせると

30代はほとんど厄年

ということになってしまいます。

子育てや体調面で

変化しやすい時期なので、

気になるなら

厄払いをおすすめします。

 

 

おわりに

厄年は、ほぼ気分しだいです。

新築を建ててもOKですよ!

 

気になるようなら厄払いをしつつ、

厄年でもいい1年を過ごせるように

したいものですね!