雛人形をしまう時って、
どんなケースに入れれば良いのか、
よく分かりませんよね。
大事な雛人形だから、
保管はきちんとしておきたいものです。
そこで今回は、
雛人形をしまう時に入れる箱は、
桐とプラスチック、
どちらが良いのか、
また正しい収納の仕方を
紹介します。
毎年の雛祭りで
キレイな状態のままの
雛人形を飾るためにも、
保管はしっかりとしましょう。
プラスチックや桐…雛人形のケースは何がいい?
プラスチックケースや桐箱など、
雛人形をしまう時は、
どんな箱に入れると
安心なんでしょうか?
それぞれの
メリット、デメリットを知って、
収納する時は何に入れるかを
決めましょう。
・桐箱
雛人形は桐箱に収納するのが
一番良いです。
まず桐箱のメリットとしては、
通気性が良いことですね。
しかも桐には
防虫成分が含まれているので、
雛人形を虫食いから
守ってくれます。
ただし、そんな完璧な桐箱にも、
一つだけデメリットがあります。
それは、値段が高いということ。
雛人形をしまうのであれば、
人形店に行けば
丁度いいものを購入できますが、
そうすると、
かなり高額になってしまうんですよね。
安いものであっても、
だいたい15000円~という値段に
なってしまいます。
長持ちする桐箱を買おうとすると
値段は高いし
かといってネットで
お手頃なものを買おうとすると、
在庫切れなどで入手するのが
難しくなっているのが難点。
・プラスチックケース
桐箱を買うのが難しいのでしたら、
プラスチックの衣装ケースに
入れてみませんか?
プラスチックケースなら、
ホームセンターでも売っているし、
割とお手頃な価格で
購入できますよね。
ただし、
プラスチックケースは
とにかく通気性が悪いので、
しまう前には
雛人形の湿気を取り除いたうえで、
除湿剤を入れておく
必要があります。
定期的に空気の入れ換えもした方が
良いですね。
もちろん防虫剤も必要ですよ。
・ダンボール
雛人形をダンボール箱に入れる
という方法もあります。
実はダンボールも
湿気を吸収してくれるので、
雛人形をカビから守ることが
出来るんですよ。
ただしデメリットとしては、
湿気を吸ったダンボールには、
虫が湧きやすくなってしまいます。
そのため、
防虫はしっかりしておきましょう。
また、ダンボールに入れて
収納する場合は、
1年ごとに新しいダンボールに
取り替えなければなりません。
そして、
プラスチックケースと同じように、
定期的に空気の入れ換えをすることも
大事です。
雛人形をしまう時、
やっぱり一番おすすめなのは
桐箱ですが、
難しい場合はプラスチックケースか
ダンボールに入れると良いでしょう。
ただし、両方とも防虫や
湿気対策はしっかりとしておく
必要があります。
来年まできれいな状態で保管したい!雛人形、ケースにどうしまえばいい?

これから先もずっと、
雛人形をキレイな状態で保ちたいなら、
防虫剤は人形専用のものを
使いましょう。
そして、ケースや
桐箱などにしまう時は、
まず小道具などをはずし、
人形を紙で包みます。
特に人形の顔のところは、
ティッシュペーパーなどを巻いて、
保護しておくと良いですよ。
ケースに人形を入れたら、
紙で覆います。
覆った紙の上に
防虫剤を置いておきましょう。
防虫剤は多めに入れてしまいがちですが、
あまりたくさん入れてしまうと、
人形を傷めてしまうかもしれないので、
説明書きの通りの量を
使いましょう。
もっと詳しい
雛人形のお手入れと収納方法は、
下記のURLを参考にしてみてください。
http://www.ando-doll.com/hina/glossary/put-away.html
まとめ

雛人形を入れるケースは、
桐箱が最もおすすめですが、
値段か高く入手しづらいのが
デメリットです。
プラスチックの衣装ケースや
ダンボールにしまうことも出来ますが、
除湿と防虫をしっかり行いましょう。
ケースにしまう時、
防虫剤は人形を覆った
紙の上に置くと良いですよ。
また防虫剤は入れ過ぎには
注意しましょう。