入学式の歓迎の言葉を、
保護者代表として言う事は
とても貴重な体験ですが
とても大役です。
失敗は出来ないですし、
初めての事でしたら
何を言ったらいいのか
悩みますよね。
校長先生や先生方、
来賓の方も見えますので
きちんとした歓迎の言葉を
述べなければいけません。
歓迎の言葉にも
注意する言葉もあります。
きちんと注意事項もふまえた上で、
お祝いのことばを
考えていきましょう。
どういうことを言うといい?入学式での歓迎の言葉例文まとめ
お祝いの言葉にも
文章の構成があります。
一例と一緒に文章の構成を
ご紹介しますので
参考にして下さい。
①自己紹介
「只今、ご紹介に預かりました
○○でございます。
新入生の保護者代表と致しまして
ご挨拶をさせて頂きます。」
②新入生への挨拶・激励
「新入生の皆様、
ご入学おめでとうございます。
これから始まる学校生活は
希望に満ちている事でしょう。
先生方や友達との出会い、
勉強や学校行事での
様々な体験を経験する事と
思います。
まだまだ緊張と
不安でいるかもしれませんが、
先輩方、先生方のご指導のもと、
実りある学校生活を
送ってください。」
③新入生以外への挨拶
「校長先生をはじめ先生方、
そして地域の皆様方には
温かく見守っていただくと共に、
厳しくも温かいご指導をして頂くよう
宜しくお願い申し上げます。」
④在校生の生徒へのお願いの言葉
「在校生へのお願いです。
慣れないことも多く、
ご迷惑をお掛けする事が
多々あるかと思います。
そんな時はどうかお力を
貸していただけますよう
宜しくお願い致します。」
⑤締めの言葉
「最後になりましたが、
○○学校のますますの発展と
ここにお集まりの皆様の
ご健勝をお祈りいたしまして、
お祝いの言葉とさせて頂きます。
本日は、
誠にありがとうございました。」
⑥年月日・名前
「平成○○年○月○日
新入生保護者代表 ○○ ○○ 」
ご自身で構成する場合は
順番を入れ替えたり、
季節の文面や学校行事の紹介などを
付け加えてもいいですね。
どのくらいの持ち時間があるかで、
大分文章の量が変わりますので
学校に確認しておきましょう。
歓迎の言葉で入れてOKな言葉とNGな言葉とは?
子供たち一人ひとりの
家庭の事情もありますので
傷つけるような言葉は
避けなければなりません。
どんな言葉が不適切かご紹介します。
①「父」「母」「父兄」ではなく
『保護者』という言葉を使います。
もちろん「お父さん」「お母さん」
も使ってはいけません。
また、片親の生徒もいますので
配慮しましょう。
②「健康な体」
体が不自由な生徒がいる場合もありますので
気をつけましょう。
あまり堅苦しくならずに、
新入生を心から祝福する気持ちで
文章を考えてください。
冗談を言ったり
気軽過ぎる文章にならないように
気をつけましょう。
難しい言葉を並べて読むよりも、
わかりやすくて丁寧な言葉が
好印象を持たれます。
入学式は4月に開かれますので、
話の流れで季語や時候の挨拶などを
入れたほうが良いときもあります。
「うららかな春が訪れる季節となりました。」
など、冒頭挨拶に取り入れると
雰囲気も変わります。
❤ 最後に ❤
保護者代表で読んだ事はありませんが、
文章を考えるって
とても大変なんですね。
文章は考えられても
あの体育館の舞台で読み上げるのは
相当の度胸がないと無理です。
息子の中学校の入学式で、
在校生からの
お祝いの言葉を発表するはずの男の子が、
あまりの緊張のせいで
倒れていました。
それだけプレッシャーが
あるのですね。
毅然と舞台に上がっているように見えますが、
こちら側には
わからない緊張感があるのは
間違いないです。