子育て

何故か学校へ行きたくない!?高校生たちの苦悩を理解する!

あなたのお子さんは、

元気に学校に行っていますか?

 

特に理由もないのに、

休みたいと

言ってきませんか?

 

体調が特別悪そうでもないし、

いじめを受けている様子でもないのに、

 

学校に行きたくないと言う

子供がいます。

 

思春期特有の

モヤモヤなのかもしれませんが、

 

親としては、

心配が募るばかりです。

 

お母さんにとっても

子供にとっても、

より良い解決法はないのか、

考えてみましょう。

 

 

学校に行きたくない理由がわからない学生は少なくない!?

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かく言う私も、

高校生のころに不登校になりました。

 

そして、不登校になる理由も

ありませんでした。

 

しかし今、思い返してみると、

理由が無かったわけではなくて、

たくさんの小さな理由があって、

最後に「それが引き金になるの!?」

という小さな理由が、

コップの水をあふれさせた。

そんな感じです。

 

 

高校受験のために

必死で頑張ってきて、

高校入学とともに

新しい環境で生活をして、

心の揺れが大きい思春期の学生には、

休まる暇がないのです。

 

心と体がストレスにさらされて、

急に糸が切れたように

エネルギーがなくなるのです。

 

なくなる…というより、

なくなっていたことに

気付くという感覚です。

 

 

私の場合は、

学校に行きたくないことを

両親に打ち明けることができず、

 

いつも通り、朝、家を出て、

学校に休む旨を自分で連絡し、

その後外をぶらぶらしたり、

図書館に行ったりしていました。

 

休めば休むほど、

学校に行きにくくなるのは

分かっているのに、

学校に向かうことは

できませんでした。

 

 

意外に、

こういう子供は多いそうです。

 

学校に行かなければならない

とわかっているのに、行けない。

 

そこにジレンマというか

焦りのようなものを感じて、

 

それがまた悪循環になったり、

自分を責める材料に

してしまったりするのです。

 

 

自然と学校に行きたくなるかも!?効果的な言葉をかけてみる?

私を救ってくれたのは、

保健室の先生でした。

 

教室には行かなくてもいいから、

保健室に来るように言われたのです。

 

今でも、

教室に行けない子供たちは、

保健室登校や

別室登校をさせている学校は

少なくありません。

 

 

保健室の先生は私に、

「卒業できる程度に出席してたら

大丈夫だから、

休みたいときに休んだらいい。

そういう生徒もいっぱい見てきたし!

テキトーに出席日数だけ

稼いでいればいい」

と言ってくれました。

 

「テキトーに学校に行く」

という概念が無かったので、

学校に行くにあたって、

真面目に行く必要がないということに

衝撃を受けました。

 

私はそれで完全に緩むことができて、

少しずつ学校に行けるように

なっていきました。

 

 

子供は、

「本当は学校に

行かなければならないこと」

を十分理解しています。

 

そういう子ほど

とても真面目なことが多いです。

 

その真面目さを

ほぐしてあげるようなひとことが、

エネルギーの充電になるのです。

 

 

学校に行かないからと言って、

それを責めるような言葉を

投げかけてしまうと、

子供はもっと立ち直りにくく

なってしまいます。

 

焦らせるのは禁物です。

 

「学校に行かなくてもいいんだよ」

と言えるくらい、

親御さんの方が

どっしり構えていてください。

 

自由な充電期間が与えられた子供は、

エネルギーの充電をしながら、

きちんと考えているはずです。

 

もしもそれでも

行き詰っていそうなら、

私のように保健室や

別室登校を勧めてみて、

学校の人たちを味方にできることを

教えてあげてください。

 

真面目な子は、

いろんなパターンを考えるのが

少し苦手です。

 

両親や先生の意見も聞いて、

自分の突破口を探していくのが

大事なのです。

 

 

まとめ

不登校からの脱出は、

とても時間のかかることです。

 

子供のことを信じて、

根気強く待っていてあげること。

 

これに尽きると思います。

 

ある日突然、

学校に行けるようになったり、

他の道を発見することも

あるでしょう。

 

まずは、親御さんから、

「こうしなくてはならない!」

という義務感を捨てて、

子供の答えを

優しく待っていてほしいと思います。