日本の風習・祭

新築を建てる前に要確認!柊を鬼門に植えた方がいい?

家を建てることになったら、

鬼門の方角に注意しましょう。

 

 

鬼門からは、

鬼が入ってくると言われており、

魔除けのために、

柊を植えることがあるんですよ。

 

 

でもなぜ柊を植えるんでしょうか?

 

 

今回は、

柊と鬼門の関係について解説します。

 

 

鬼門の方角にあってはいけないものと、鬼門に柊や桃を植える理由

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鬼門とは、

北東の方位のことです。

 

 

風水では、鬼門になる場所に

守りとなるものを配置することで、

鬼(災難や病気など)から、

国や家を守ることが

出来るとされているんですよ。

 

 

平安京を作る際も、

鬼門となる方位には、

比叡山延暦寺を建てて、

都(みやこ)の守りとしていました。

 

 

ちなみに、

鬼門には裏鬼門というのがあるのを

知っていますか?

 

 

鬼門が北東なのに対し、

裏鬼門は南西の方角です。

 

 

この裏鬼門も、鬼門と同様、

鬼が入ってくる方角とされ、

守りを置くことで封じることが

出来ると考えられています。

 

 

家を建てる時、

鬼門と裏鬼門の方角には、

玄関の他に、キッチンや浴室、

トイレなど、水回りを

配置しないようにしましょう。

 

 

風水上では、鬼門と裏鬼門に、

これらの部屋があると、

運気が下がってしまいます。

 

 

でも、希望する家の間取りや

敷地によっては、

どうしても鬼門や裏鬼門に、

水回りや玄関を

配置してしまうかもしれません。

 

 

そんな時は、鬼門や裏鬼門に、

柊(ひいらぎ)や桃の木を植えると

良いですよ。

 

 

これらは縁起が良かったり、

また魔除けの意味を持つ、

とされている植物なんです。

 

 

特に柊は葉っぱが

トゲトゲしていますね。

 

 

昔から、鬼はこのトゲを

嫌うとされているため、

鬼門に植えることが

すすめられています。

 

 

桃の木も同様に、

魔除けとして親しまれているんですよ。

 

 

 

日本神話でイザナギが

黄泉の国の魔物に追われた時、

桃の実を投げて助かったという

伝説があります。

 

 

そこから、

桃の木は実や葉っぱにも、

魔除けの効果がある、

と信じられているんですよ。

 

 

この他に、南天や槐(えんじゅ)、

柏、山椒(さんしょう)などを

植えるのもおすすめですよ。

 

 

植物を植えるのはちょっと難しい…そんな人は植物以外の物で代用しよう

柊や桃の木を鬼門に植えると

魔除けになるけれど、

家の構造や敷地面積の問題で、

植物を植えるのが

難しい場合もありますね。

 

 

でもご安心を!

 

 

実は植物以外でも、

魔除けになるものがあるんです!

 

 

それは、

龍か麒麟(きりん)の置物を

鬼門や裏鬼門に置くこと

 

 

麒麟といっても、

首の長い動物ではなく、

ビール缶に描かれているような、

中国の聖獣のことですよ。

 

 

龍や麒麟は東洋では

神様として崇められているため、

鬼門に置くことで、

魔除けとしての意味を持ちます。

 

 

置物も難しいようなら、

イラストや絵を壁にかけても

良いでしょう。

 

 

もしくは、鬼門除けのお札を貼ること。

 

 

神社仏閣では厄封じとして、

お札が売られているため、

それを買ってきて、

目線より高い位置に貼り付けておくと

良いですよ。

 

 

これで鬼門を封じることが出来ます。

 

 

また、鬼門の方角にある部屋は

こまめに掃除をして清潔にしておいたり、

盛り塩をするだけでも、

十分に魔除けとしての効果があります。

 

 

これなら柊や桃が植えられなくても

安心ですね!

 

 

まとめ

北東の鬼門と南西の裏鬼門には、

魔除けの意味を持つ

柊や桃の木を植えておきましょう。

 

 

もし植物を植えるのが難しいのなら、

龍や麒麟の置物を置いたり、

鬼門除けのお札を貼っておくと

良いですよ。

 

 

また、鬼門や裏鬼門に位置する場所は

清潔にしたり、

盛り塩をするだけでも、

魔除けの効果を得られます。

 

 

新築を建てたら、

鬼門と裏鬼門を封じて、

家内安全を維持していきましょう!