生活の知恵

可愛さ余って憎さ百倍とは何か?ずばり解説!その意味と心理?

一度は聞いたことのある

可愛さ余って憎さ百倍

という言葉。

 

仲が良くても

一度憎いといった感情が

心に生まれてしまうと、

一層強いものになってしまう感じの

言葉でしょうか。

 

友情でも恋愛でも

同じような経験をした人も

多いですよね。

 

そこで、今回はこの言葉の意味と

その心理を分かりやすく

ご紹介しましょう。

 

 

まずはここから!可愛さ余って憎さ百倍の意味

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多くの人が知っている

『可愛さ余って憎さ百倍』ですが、

意味としては

「可愛いと思う人のことを

一度憎いと思ってしまうと、

可愛さの100倍くらい

憎いと感じてしまう」

と言うことです。

 

もう少し詳しく解説していくと、

 

可愛さ』というのは、

恋人やとても大切な存在の人を

好きだと思う気持ちです。

 

余って』は、限度を超えて。

 

憎さ』は、相手の態度が気に入らず

嫌になる気持ちです。

 

 

どのような状態のことを指すのかは、

恋人や親友に裏切られたりしたときや

思いが通じなかった時、

相手を嫌いになり始めてしまいます。

 

この嫌いな気持ちは

好きだったときの思いより、

極端に大きいものに

なってしまうようなことです。

 

 

あまり思い出したく無いでしょうが、

もしかすると一度は

そんな経験をしたことがありませんか。

 

親友には何でも話せていたから、

他の友達には言えなかった悩み事も

何でも相談できた。

 

その親友は

いつも親身になって

相談に乗ってくれて、

『この人に相談して良かった』

と心から信頼していた。

 

 

そんなある日、

ネットの掲示板に衝撃の事実が。

 

心から信頼していた親友が、

自分の事を馬鹿にしている

裏の顔を知ってしまった。

 

ショックでその友人とは

一切連絡を取らなくなった。

信用していた分、

裏切られた時の憎さは

ものすごいものだった。

 

 

というような、

内容の再現VTRを

テレビで見たことがあります。

 

私は『可愛さ余って憎さ百倍』

というような経験は無かったのですが、

そのVTRを見て

「これは憎くなるわな」

と思ったのであくまで一例として

紹介してみました。

 

 

このように、

このことわざの意味は

皆さんが解釈している意味と

ほぼ同じのようですね。

 

 

知って納得!可愛さ余って憎さ百倍の心理

男女の恋愛でも

「可愛さ余って憎さ百倍」

のようなトラブルで

警察沙汰になる事件もありますよね。

 

ニュースなどでも原因となるのが、

男女の交際によるトラブルとして

交際相手を傷つけてしまう事例が

多多あります。

 

あることが発端となって

相手のことを「愛する」

という感情から

強い憎しみ

に突然入れ替わってしまうことを

心理学では、『カタストロフィー理論』

と言います。

 

この理論は、

相手への愛情が強ければ強いほど

裏切られた時の憎しみは

とても強くなるというものです。

 

誰かを好きになることは

とても良いことです。

 

お互いに愛情を感じて

交際が順調でいるうちは、

バランスがとれています。

 

しかし、一方にとって決定的となる

裏切り行為が行われてしまった場合、

「自分はあなたのことを

こんなにも愛しているのに、

なんで裏切るの。絶対に許せない」

と強く思うことが憎しみになります。

 

女性なら経験があるとは思いますが、

彼氏が他の女の子と

仲良く話していただけで

嫉妬してしまう人もいるでしょう。

 

ちょっとした嫉妬は

日常生活で起こりうることです。

しかし、極端な人は

この嫉妬の感情が歪んだ愛に変わり

ストーカー殺人になってしまったり

片思いの相手に対しても

同じような嫉妬の感情を持つなど

歪んだ愛へと変わってしまうことも。

 

こういった自己愛が強烈な人は、

自分を抑制して相手の気持ちや

立場を一切考えることができない

心理状態に陥ってしまうのです。

 

 

【まとめ】

可愛さ余って憎さ百倍

ということわざは、

相手のことを大切に思えば思うほど

裏切られた時の憎しみは

とても大きいものになってしまう

といった意味になります。

 

人は愛すると同時に

憎んでしまうものです。

相手を独占したいと言う気持ちが

強いからです。

 

自己愛がとても強い人は、

「可愛さ余って憎さ百倍」

の度合いを誤りやすいので

相手を傷つけてしまうのです。

 

もしそうであるのなら今一度、

自分の言動を見つめ直し

改善していくしか無いのでしょうね。