冬になると、北海道の流氷ツアーが大人気です。
オホーツク海を埋めつくす流氷の壮大な景色!
誰もがぜひ一度、本物の流氷を眺めてみたいと思うことでしょう。
北海道の流氷ツアーは列車から海に浮かぶ流氷を見学するものや、
流氷の上を歩くという上級者向けツアーまで様々なタイプがありますが、
氷の中を進んでいく砕氷船に乗りながら流氷を楽しむツアーが人気です。
しかし、ただでさえ寒い北海道なのに、船で海に繰り出すわけですから、
それがどの程度の寒さなのか想像できない人も多いでしょう。
普通のダウンジャケットでいいのか?
下はジーンズでも大丈夫なのか?
そんな風に着ていく服に悩む人もいるはずなので、
今回は流氷ツアーに最適な服装をご紹介します。
流氷ツアーはマイナス10度以下になることも!北海道での服装、2 月ころはどうする?
北海道の1月から2月にかけては信じられないくらいの寒さで、
氷点下10度以下の地域もごく普通にあります。
ましてや、船に乗り真冬の海に出向くとなると、
もう言葉にできないほどの寒さです。
その過酷な環境を乗り切るための服装として、
ダウンジャケットやコートはもちろん必要になりますが、
どちらかといえば、その中に着る物に気を配った方がいいでしょう。
下着はヒートテックなどの機能性インナーを必ず着用し、
厚めのタイツや発熱する靴下なども用意して下さい。
北海道では、暖かい小物類が大活躍してくれます。
特に手袋は絶対に欠かせません。
ポケットに手を入れて行動するのは危険極まりないですからね。
マフラーやイヤーマフラー、そして帽子もあった方が無難です。
とにかく、流氷ツアーには考えられる限りの防寒グッズをそろえましょう。
滑り にくい靴は必須。底がポイント!雪の上でも安心。
北海道の流氷ツアーを思いっきり楽しむためには、
靴選びが最も重要となります。
氷の上を歩いてやるんだというくらいの心構えで
できるだけ滑りにくい靴を選んで下さい。
地元の人たちが身につけている
“滑りにくい歩き方”というのもありますが、
そのような達人ワザを極めるには
やはり時間がかかってしまうので、
素人は滑りにくい靴を用意した方が手っ取り早いです。
靴底に大きめの凸凹がある滑り止め付きのもので、
きちんと防水・撥水加工されているものをおすすめします。
防水・撥水加工されていない靴で雪道を歩くと、
当たり前ですが、足がすぐにビチャビチャになってしまいますよ。
流氷ツアーではロングブーツの方がいいですが、
街中は滑り止め付きであれば、ショートブーツでもOKです。
また、地元では靴の裏に着脱できる
「滑り止めバンド」も売られています。
持参した靴では滑って危険だなと感じたら、
転んでケガをする前にぜひ利用してみて下さいね。
まとめ
北海道の冬は、屋外と室内の寒暖差が非常に激しいです。
流氷ツアーの船内も暖房がガンガン効いているので、
中には暑すぎると感じる人もいるでしょう。
そのため、なるべく容易に着脱できる服装を選ぶのがポイントです。
服装を自分でこまめにコントロールしていかないと、
寒暖差により体調を崩してしまうかもしれません。
北海道の流氷ツアーを100%楽しむために、
多少荷物が増えてしまっても、
服装選びには十分に気を使って下さいね。