お料理やお菓子を作るとき、
砂糖は欠かせないものです。
みなさんはどんな種類の
砂糖を使っていますか?
お砂糖といえば、
白い砂糖=上白糖
というイメージが強いですよね。
昔から使われているものだし、
体に悪いという意識がない方も
多いのではないかと思いまいます。
ですが、近年健康ブームで
体に悪い食品として
様々な食品がクローズアップされています。
実はその中に
上白糖も挙げられているのです。
ではなぜ体に悪いと
いわれているのでしょうか?
お料理でよく使う上白糖のこと、知っていますか?
まずはどのように
上白糖が作られているかを説明します。
原料はサトウキビやサトウダイコン(テンサイ)です。
これらを切断、粉砕し
圧縮、結晶化します。
そこから、結晶を遠心分離して
原料糖(粗糖)となります。
実際には日本の砂糖の
3分の2ほどが
この原料糖を輸入
しています。
原料糖を溶かし
不純物を取り除いて
無色透明な糖液にし、
これを煮詰めて
砂糖の結晶を作り出します。
ここから更に蜜と結晶とに分離させ
出来た結晶を乾燥させると
グラニュー糖が出来ます。
さらに、
分離した蜜を煮詰め
結晶化したものが
上白糖となります。
図で分かりやすく
説明しているサイトがありました!
http://daitoseito.co.jp/knowledge/dekirumade.html
知っておこう、上白糖による体への害
製造工程からすると、
原料は自然の食物から
できているので
体に悪そうなイメージは
ないのですが、
上白糖は何度も精製、
加工してできたものです。
その為、ビタミンやミネラルは
ほとんど残りません。
さらに上白糖には
しっとり感を出す為に
転化糖というものをふりかけ
しっとり感だけではなく、
甘味やコクを足しています。
精製するためには
様々な化学物質が使われ、
自然なものから
人工的な食品にかわります。
添加物の入った食品
ということになりますね・・・。
添加物食品ということでも
摂取することに抵抗を感じますが、
もともと、白砂糖には
依存性があるといわれており、
砂糖を摂りすぎると
感情の起伏が激しくなる、
マイナス思考になる、
集中力がなくなる、
などと言われています。
もう一つ、
マイナスな特徴として
酸性の食品ということです。
体が酸性に傾くことにより
体を冷やす、体が疲れやすい、
肩こりがひどくなる
などの影響が懸念されます。
摂取量にもよりますので、
お料理に使う程度であれば
そこまで神経質にならなくても
いいと思いますが、
お子さんがいる家庭や、
健康に気を使っている方は
出来るだけ安全なものを選びたいですよね。
未精製糖がおすすめ!
そこで、お砂糖の中でも、
ミネラルが豊富な砂糖があります!
甜菜糖、きび砂糖、黒糖などです。
これらは精製される前の
砂糖になりますので
ほぼ自然に近い形です。
今はスーパーでも販売していますので、
一度試してみては
いかがでしょうか?