気軽に着られるポロシャツ、
どなたでも1枚は持っているかと思います。
Tシャツよりもカジュアルになりすぎず
お洒落に着られるのが
ポロシャツのいいところです。
でも、残念なのが、洗濯を続けると
襟が必ずヨレヨレになってしまうこと。
「お気に入りのポロシャツも
着られなくなってしまった。」
と諦めている方も多いと思います。
そんなヨレヨレ襟を
ピシッと襟に復活させませんか?
誰でも簡単に出来る解決方法
がありますのでご紹介します。
ポロシャツの襟だけじゃない!洗濯のりで全てがかわる!?
まず、ポロシャツといっても、
生地の素材に違いがあるので
洗濯にも気をつけなければいけません。
綿:
汗などを良く吸ってくれるのですが、
乾きづらくシワがつきやすい素材になっています。
脱水時間は1分程度と短時間で済ませることで
シワが付きにくくなります。
カラーのものは色落ちや変色に
気をつけましょう。
ポリエステル:
吸汗性・速乾性・ストレッチ性に優れています。
とても洗濯しやすい素材の1つで、
丈夫・長持ち・シワもつきにくく、
乾きやすいといった特徴があります。
でも注意しなければいけないのが、
汚れが衣類に吸着しやすい事です。
水温40度以上になると
汚れを吸着してしまうので気をつけましょう。
また、汚れが着かないように
白いものは別に洗うのをお勧めします。
この2つの素材を比べてみても、
全くタイプが違う素材となります。
お持ちのポロシャツの素材が何か、
洗濯表示を確認してから
洗濯方法を変えていきましょう。
また、洗濯物を取り出すときに、
絡まったまま引っ張り出してしまうと
伸びの原因になります。
1つずつ丁寧に取り出すか、
ポロシャツだけで洗うか工夫をしてください。
洗濯時のネットは必需品ですが、
沢山の洗濯物と一緒に洗えば
シワ・伸びは防げません。
少ない量又は別洗いが理想です。
しかし、どんなに丁寧に洗っていても、
シワは必ずついてしまいヨレも生じます。
ここで登場するのが「洗濯のり」です。
襟だけでなく全体的な洗い上がりがパリッとします。
「洗濯のり」を使った事のない方も
多いではないでしょうか。
是非この機会に使用をおすすめします。
洗濯のりにも種類があり、
「天然のり」と「合成のり」があります。
「合成のり」は100円ショップなどでも
売られているものですから、
こだわらなければ安価で手に入ります。
「天然のり」は
コンスターチやタピオカの
でんぷんで作られたのりです。
洗濯のりの中では最もハリがでるのですが、
長期の保管ですと
変色やカビの原因になるデメリットがあります。
直ぐ手に入る洗濯のりのほとんどが
「合成のり」です。
色柄に使えない合成のりもありますが、
それ以外は簡単・安心に使用できます。
使い方ですが、洗濯が終了したら、
衣類がつかる位に水をはり、
そこに洗濯のりを入れて3分ほど回します。
このとき柔軟剤は受け皿には入れずに、
直接洗濯のりと一緒に入れます。
脱水は1分ほどで済ませます。
他の洗濯物と一緒に洗っているときは
洗濯終了後にポロシャツだけを取り出して
のり付けをします。
※ドラム式の洗濯機は説明書を御覧下さい。
ポロシャツ1枚では、
洗濯のり(3ml):柔軟剤(2ml)が目安です。
これで完璧!ポロシャツにアイロンをかけるとシワにならない!?
もっと簡単に済ませるのであれば、
スチームアイロンが効果的です。
襟だけどうしてもシワが残ってしまう時は、
アイロンが便利です。
ポロシャツにアイロンをかける時は
洗濯表示でアイロンが使用できるか
確認して下さい。
ポリエステルの生地は
アイロンを掛けると戻らないシワが出来てしまい
取り返しのつかないことになりかねません。
注意しましょう。
また、じかにアイロンを掛けてしますと
「てかり」の原因となります。
あて布をしてスチームアイロンで、
熱による色あせ予防・てかり予防のため、
襟であれば裏から掛けるようにしましょう。
保管する時はシワ対策として
ハンガーに掛けておくと良いでしょう。
(ボタンは留めておきます。)
なるべく型崩れをしない
ハンガーを使用して下さい。
さらにパリッとさせたい時には、
スプレーのりの使用をおすすめします。
洗濯のりを使わないときは、
乾いた後に使えるスプレータイプがおすすめです。
全体的にスプレーのりをかけたら、
アイロンを掛けるだけでシワが伸びます。
洗濯するスタイルで、
洗濯のりにするかアイロンにするか
使い分けるといいですね。
❤ 最後に ❤
白いポロシャツならば
色あせの心配はないのですが、
カラーのポロシャツは
思っている以上に色あせがひどいです。
室内で干すのが無難ですが、
間違って天気の良い日に
外干しをしてしまったら最後・・・。
「あれっ?日に焼けちゃった?」
なんてことにならないように注意してください!
せっかくきちんと洗濯しても
色あせてしまったら台無しですからね。