最近はネットなどでよく、
炊飯器で作るケーキのレシピを見かけますね。
でも、加熱が足りなかったりして、
上手く焼けないことも多いとか。
そこで今回は、炊飯器ケーキが
上手く作れない人のために、
失敗しないコツを伝授します。
コツさえつかんでしまえば、
オーブンがなくても、
自宅で美味しいケーキが
簡単に食べられますよ!
炊飯器によってはケーキを焼くのに向いていないってホント!?
炊飯器でケーキを焼く時は、
まず使う炊飯器を確認しましょう。
炊飯器でケーキを作った時に失敗しがちなのは、
使う炊飯器が適していなかったから、
というのが一つの大きな原因といえます。
ケーキ作りに向いていない炊飯器は、
IH圧力式の機種。
このタイプの炊飯器は、
お米ならば圧力をかけて
ふっくら炊き上がるのですが、
ケーキ生地を焼くには適していません。
また、ヒートセンサーが付いている
炊飯器も不向き。
このタイプは、炊飯器の温度が高温になると、
自動で制御されてしまうため、
ケーキの中まで火が通らずに、
生焼けのまま炊飯が完了してしまいます。
そのため、ケーキを焼く場合でしたら、
ケーキコースが付いているものか、
炊飯機能がメインのシンプルな機種を使いましょう。
もしお使いの炊飯器がIH圧力式であっても、
ケーキコースが付いているなら、
それで焼くことが出来ますよ!
ただし、どうしても炊飯器って、
材料を下から加熱していくので、
上からの熱がなく、生焼けになりやすいです。
もし炊飯器で焼いたケーキが生焼けの場合は、
もう一度炊飯するよりも、
フライパンに移して、
生地をひっくり返して焼き直すと良いですよ。
電子レンジで加熱してしまうのもおすすめだし、
オーブンがあるなら、
それで仕上げてもOKです。
フライパンで焼き直しする場合は、
上からアルミホイルをかぶせておきましょう。
手早くできてますか!? 材料などの分量は正確ですか!?
炊飯器ケーキが失敗してしまう
もう一つの原因は、
材料の分量が適当だった、
もしくは泡立てが不十分だった、
という可能性が考えられます。
ついつい目分量で
材料や調味料を入れてしまいがちですが、
計量はしっかりと行いましょう。
そうしないと、膨らみが足りずに、
しぼんだケーキが出来てしまいます。
スポンジケーキを作る時は、
小麦粉をよくふるっておいた方が
ふっくらと焼きあがりますよ。
シフォンケーキを焼く場合も、
メレンゲをよく泡立てないと、
生地が潰れてしまいます。
しかもメレンゲは、時間が経つと
あっという間にしぼんでいって、
フワフワ感がなくなっていくので、
手早く焼き上げるようにしましょう。
また、焼く時は炊飯器のケーキコースで
焼くのが一番ですが、
もしない場合は
早炊きコースで炊飯スタートすると、
割と成功しやすいですよ!
計量やスムーズに作ることも意識して、
ケーキを焼いていきましょう。
そうすれば、炊飯器で焼いても
失敗が少なくなりますよ!
まとめ
炊飯器ケーキを成功させるには、
まず持っている炊飯器が
ケーキを焼くのに適しているかどうか。
IH圧力式や
ヒートセンサー付きの炊飯器では、
生地に中まで火が通りにくく、
失敗しやすいです。
また、材料の計量が適当だったり、
泡立てや生地が不十分でも
ケーキは膨らみません。
特にメレンゲを材料に使う場合は、
潰れてしまわないように、
手早く混ぜて焼き上げるのがコツ。
でももし、炊飯器でケーキを作ってみて、
生地がまだ生焼けでしたら、
フライパンや電子レンジ、オーブン
などで加熱すると、
ちゃんと中まで火が通りますよ。