生活の知恵

ダイヤモンド・ダイアモンド…正解はどっち?ただの表記のゆらぎ?

みなさんは「ダイヤモンド」と「ダイアモンド」

の2つの表記について

何が違うのか疑問に思いませんか。

 

多くの人も疑問に思っているようですが

そう言われると何故だろう、

だんだん気になってきませんか。

 

そのモヤモヤした気分をスッキリすべく、

分かりやすく紹介していきます。

 

 

ダイヤモンド?ダイアモンド?
名称やでき方などの基礎知識

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『ダイヤモンド』と『ダイアモンド』

の2種類の呼び方がありますが、

それぞれ何が違うのかさっぱりです。

 

英語の表記は、『diamond』で

語源はギリシャ語の

「adamazein」から来ています。

 

ダイヤモンドは、

天然物質の中で最高の硬さであることから

「a」は否定辞、

「damazein」が征服するという意味で

『何にも征服できない』と呼ばれていました。

 

さらに、ギリシャ語の「adamazein」が

ラテン語で硬い石という意味の

「adamant」になり「a」が取れて

「diamond」に変化したと言われています。

 

「ダイヤモンド」の表記は戦前からで、

「ダイアモンド」は戦後から使用されるようになった

と言われています。

 

慣用として、国語表記の基準に外来語の表記は

『イ列とエ列の音の次にアの音にあたるものは

原則としてアと書く』となっていますが、

但し書きで『ヤと書く慣用のある場合』の例として

ダイヤモンドやタイヤなどが上げられています。

 

と言うことは、ダイヤモンドもダイアモンドも

どちらが正しいと言う訳では無く

どちらも正しいと言うことです。

 

 

黒鉛も炭素でできてる!?ダイヤモンドとの違いって何?

理科の授業で原子について勉強すると出てくるのが、

炭素というモノです。

 

黒鉛とダイヤモンドですが、

見た目は全然似ていないのに

同じ原子から出来ているのです。

 

みなさんが知っているように

ダイヤモンドは、とても硬くて電気を通しません。

逆に黒鉛は柔らかくて電気を通します。

 

この2つの性質の違いは

炭素原子が結合する方法が違うからなのです。

 

原子の話をすると眠くなってくるので、

簡単に分かりやすく

例えを交えながら説明していきます。

 

炭素原子には4つの手があります。

炭素と炭素が手を繋ぐことを

「炭素原子の結合」と言います。

 

ダイヤモンドの場合、炭素と炭素が手を繋ぐときに

4つの手でそれぞれしっかりと繋ぐので

立体的な構造になることで

とても強い結合になります。

 

さらに4つの手を全て繋いでいるので、

固い結合により

電気を通す電子が動くことができず、

電気が通りません

 

黒鉛は平面上に並んで

炭素が3つの手を繋いで

1つの手が余っています。

 

ミルフィーユのような状態で

炭素同士が結合しているので、

非常にもろいのです。

 

1つの手が繋がっていないことで、

電気を通す電子はミルフィーユの中を

自由に行き来できるので電気が通るのです。

 

 

【まとめ】

ダイヤモンドとダイアモンドは

表記の違いがあるものの、

どちらでも正しいのです。

 

黒鉛とダイヤモンドは、

同じ炭素で出来ているのに

結合の違いで全く性質の異なった

物質になるなんて面白いですね。