昔で言う結婚式は、
ご祝儀と言うものを
ご祝儀袋に入れて渡しますが、
近年は、会費制結婚式又は1.5次会といった、
会費を頂いて開くパーティーが
主流となってきました。
1.5次会とは、
結婚披露宴と2次会の間ぐらいの
会費制結婚式です。
もうすでに、海外などで挙式をあげて、
「今度は親しい友人も呼んで
結婚式をしましょう。」
といった形の結婚パーティーです。
知ってましたか?結婚式の会費制マナー
「会費制結婚式」は「ご祝儀制結婚式」と
全く違うスタイルの結婚式ですので、
マナーも変わってきます。
①会費はご祝儀袋に入れません。
会費制の場合は、
受付が設けてありますので
受付担当の方に渡します。
金額を確認しますので、
ご祝儀袋に入れる必要はありません。
直接お財布から出す事は
全く問題はありませんが、
無地の封筒などに入れて持参するのが
良いでしょう。
②会費はおつりがでないように。
受付の流れをスムーズに行うために、
おつりが出ないように会費を用意するのは
最低限のマナーです。
③ピン札・新札の必要はありません。
ピン札・新札にするのは、
「結婚式を心待ちにしていたので
前もって準備してましたよ。」
という意味があります。
会費制ではわざわざ用意する必要はありませんが、
シワシワよりは綺麗なお札の方が
気持ちが良いですよね。
※ピン札:使用はしているけれど折り目などが無いお札の事。
新 札:銀行で発行された未使用の新券のこと。
④ご祝儀を用意する必要はありません。
「会費=ご祝儀」と同じ意味がありますので
用意は必要ありません。
※新郎新婦にどうしてもご祝儀や
プレゼントを渡したい場合は、
他の方の配慮も考えて、
当日ではなく後日の郵送が好ましいです。
⑤カジュアルすぎない服装を。
招待状に平服(普段着)と明記が無ければ、
披露宴ほどのフォーマルな服装でなくてもよいですが、
きちんとした服装が望ましいです。
場所によってはホテルであれば
ドレスアップが無難ですが、
レストランなどであれば
カジュアル過ぎないのがマナーです。
女性ならワンピース、
男性ならスーツがおすすめです。
ジーンズ・TシャツがNGなのは
言うまでもありません。
どうしてピン札じゃないといけないの?

先にもご紹介しましたが、
ピン札でなくてはいけない
ということはありません。
ご祝儀袋に入れるときは、
ピン札や新札を入れるのは当たり前の話ですが、
会費制は大丈夫です。
用意できるようであれば
ピン札・新札が好ましいです。
・「ちゃんとあなたをお祝いするために自前に準備してきたものですよ。」
・新しい門出には、すでに誰かが使ったお札はふさわしくないと敬遠されています。
と言った理由があります。
現実にはピン札・新札の方が嬉しいですし、
出す時ももらう時も気持ちが良いものです。
❤ 最後に ❤

私も友人の会費制結婚式に
招待された事があります。
相場は1万位ですので
参加する側も参加しやすいですね。
普通の結婚式ですと、
友人ならご祝儀は3万位ですから・・・。
北海道や青森では、
この会費制の結婚式が主流ということですから、
名古屋のような豪華な結婚式は
びっくりするでしょうね。
会費制の結婚式は
とても和んだ感じで悪くないですよ。