毎朝起きると何だか肩がこっている、
首が痛いなぁっていう事ありませんか?
それは枕が合ってない時に多く起こる症状です。
人それぞれ体型が違います。
それなのに同じ枕ではおかしいですよね。
肩こりだけに留まらず、
睡眠障害、むくみ、歯ぎしり、血液循環の悪化、
首や顔のしわの増加、と良い事がありません。
睡眠時間をしっかり取っていても、体調が悪くなる事もあります。
直ぐにでも自分にあった枕選びをしましょう。
あなたに合った枕って?肩こり解消のために知りたい中材について
理想の枕は壁際に真っ直ぐ立ったときに、
壁と首の後ろに出来る隙間の距離で決まります。
この距離が自分の理想の枕の高さです。
男性であれば4cm、
女性であれば3cmが理想の高さです。
がっちり体型、いわゆるマッチョ的な人は、
背中の肉付きが良いため高めの枕が良いです。
高さは4~5cm程みておきましょう。
逆にスリムな人は低めな枕が良いとされています。
高さは2.5cm~3cm程です。
痩せていてもスポーツマンの人や
横向きに寝る人は少し高くした枕が良いです。
横向きが多い人は10~15cm。
仰向けが多い人は5~10cmを目安にしてください。
更に体重が重めの人は、
睡眠時無呼吸症候群になりやすいので
高い枕は注意してください。
それでは肩こり改善のための枕をご紹介します。
ポイントは枕の硬さです。
人は寝ている間に
1晩で20~30回近くも寝返りをしています。
寝返りは大切な動きで、
首・肩に掛かっている負担を軽減したり、
血液・リンパの循環を良くしたり、
布団の中と体の適度な温度調節をしています。
この動きを妨げてしまうと肩こりの原因となりますので、
寝返りがしやすく、頭が沈みすぎない硬さの枕を選びます。
フィット感が大切です!
枕の素材も重要で、通気性と吸放湿性が良い素材の枕を選びましょう。
(高湿度の時は水分を吸収し、乾燥の時は水分を放出する機能。)
そして肩こりには、
頭の温度が上がり過ぎない素材を選ぶ必要があります。
パイプ・そば殻・羽毛は熱がこもりやすく、
低反発・綿・ビーズも通気性が悪く、熱がこもるといった特徴があります。
そこでお勧めなのが、
ウレタン素材の高反発枕です。
高反発は低反発と同じで沈み込みますが、
一定のところで沈みが止まり元に戻ります。
低反発に比べて反発力が高いので、高反発と言われています。
枕を選ぶ時は、ウレタンの密度・反発力・厚みなどが
値段に見合っているかも気をつけて見て下さい。
密度が30D以上のものが耐久性に優れています。
ウレタンの密度は反発力とは関係はなく、
あくまでも耐久性に関わっています。
確かに金額は高くなりますが、
密度が低ければ沈み込んでしまうので、体に負担が掛かるのです。
枕で肩こりが軽減しやすい、人気の形状とは?

肩こりに人気の枕があるんですね。
こんな形が?といった枕もあるのでご紹介します。
①ちょっと低めですが六角形の枕
低反発ですがマイクロウエーブで通気性には優れています。
②横向き専用の枕
頭・首・肩・腕の4点を支えるための形状をしています。
③前後を入れ替えられる枕
前後を入れ替えれば2通りの高さで使えます。
この形は定番となりましたが、高反発の素材を選びましょう。
❤ 最後に ❤

一日の終わり、そして一日を気持ちよく始めるためにも睡眠は大切です。
どんなに食生活を良くしても、
質の良い睡眠でなければ何の意味もありません。
枕1つで良い睡眠ができるのなら、
ちょっと高い枕を買う価値はありそうですね。