生活の知恵

防音室を自作しよう!アパートでもOKな設置方法とは?

アパート・マンションなどの集合住宅に住んでいると、

どうしても避けて通れない騒音の問題。

 

隣の音、上の音、

もしかしたらこちらからの音漏れも

近隣の住人には騒音になっているかもしれません。

 

防音室があれば、毎日騒音に悩むことなく就寝も出来ます。

防音室なんて無理でしょう」と思っているあなた。

以外に簡単に防音室が出来るんです。

 

プロの様にはいかないにしても、

静かに就寝できる空間を作りましょう。

 

 

防音室を自作で!押入れがあれば活用できます!

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今住んでいる所には押入れがありますか?

これからご紹介するのは、押入れを利用した防音室です。

 

 

注意

押入れのタイプですが、

ふすまのタイプは横にスライドするので防音対策が難しいです。

別にボードを付け囲む必要があります。

また、手作りには多少限度がありますので、

せいぜい歌を歌うことが出来る位です。

防音までには至らないので吸音と思ってください。

 

 

まず、材料の用意をします。

 

 

・吸音材

ウエーブタイプ(波型)が吸音効果が高く、

両面テープのタイプが便利です。

 

・遮音シート(防音シート)

吸音材の下張りに使います。

文字が書いてあるほうが両面テープが付きやすいです。

 

・マスキングテープ

両面テープを使えない壁に貼ります。

 

・両面テープ

幅広タイプが便利です

 

・カッター

・長めのものさし

 

 

①押入れの六方のサイズを測ります

②マスキングテープを壁に貼り付けます

貼る時は壁全体的にテープを貼ってください

③マスキングテープの上に両面テープを貼り、その上に遮音シートを貼ります

角などは隙間がないようにシートを重ねて貼ります

④吸音材を貼ります

両面テープではないタイプは遮音シートの上に両面テープを貼ってから、

吸音材を取り付けます。

 

 

これで完成です。

 

とにかく隙間があるとそこから音が漏れますので、

隙間なく貼ることがポイントです。

 

天井側のボードが落ちそうであれば、

突っ張り棒で支えると良いでしょう。

 

更に音を遮断したい場合は、

布団などの厚手のもので音を吸収しましょう。

 

 

防音室を自作するのに心強い、ダンボールを使った方法!

 

今や段ボールを使った防音室まで販売していますが、

安く済ませるためにはやはり自作ですね。

 

ただ、段ボールを使って防音室を作るのはかなり無理があります。

防音ではなく吸音としてなら、

あったほうが良いかなといった程度です。

 

やはり段ボールだけでは音が漏れるので、

下張りに遮音シートは一緒に利用したほうが効果があります。

 

 

段ボールはただ1枚広げて貼るだけではなく、

段ボールを2重、3重にして下さい。

 

やはり隙間がないように貼ることが重要です。

段ボールの上に布団を広げれば更に吸音効果が増します。

 

 

音が漏れないように防音にするのはかなり難しいですが、

吸音と考えれば色々なアイテムがまだまだありそうですね。

 

家具を置くことでも音の遮断になります。

活用してみましょう。

 

おしゃれインテリアにもなる!有孔ボードを使った防音

 

最近ではインテリアの壁面収納や

ディスプレイに使用されることが多い、

丸い穴が無数に開いた有孔ボード。

 

ペグボードとも言いますが、

本来は吸音のために使われる壁素材です。

 

講義室やホールなどの壁って、

ポコポコと丸い穴の開いた壁になっていますよね?

 

あれは単に見た目がおしゃれになるから

というわけではなく、

音を吸収して反響を抑える働きがあるため

使用されているんです。

 

有孔ボードをうまく使えば、防音効果が期待できます。

 

壁を有孔ボードにする防音方法

何もないだだっ広い部屋で壁も平らだと

音が反響して聞きづらいですが、

有孔ボードなら壁に無数の穴があることで

反響しづらくなります。

 

現在使用しているお部屋は

普通の平らな壁だと思いますが、

その上に有孔ボードを敷き詰めてみてください。

吸音効果で音が漏れにくくなります。

 

壁とボードの間に遮音シートや

段ボールを挟んでおくとさらに効果的です。

 

 

壁に傷を付けずに有孔ボードを取り付けるには

有孔ボードを取り付けたいけど、

賃貸なので壁に釘などを

打ち込むわけにはいかないという方は、

「ディアウォール」

という商品を使って

壁の手前にもう一枚の壁を

作りましょう。

 

ディアウォールは

床から天井まで木材を突っ張らせて固定し、

それを複数使用することで

壁面棚や収納を作ることができる物です。

 

その突っ張らせた木材であれば

傷も気にすることはありませんので、

そこに有孔ボードを釘などで

打ち込んでしまいましょう。

 

二重の壁効果もあり、防音強度も増しますよ。

 

有孔ボードはインテリアとしても使用できる

有孔ボードはインテリアとしても使える優秀な素材です。

穴にネジを付けたりフックや

ラックをかけたり

アイアンバーなどを取り付ければ、

自在に収納やディスプレイとして使用できます。

機材など実用的な物の見せる収納としても使えますし、

観葉植物などを飾っておしゃれにするのもいいですよね。

 

 

防音対策を組み合わせて使用する

 

段ボールの防音室を

購入するのでも結構なお値段がしますが、

壁一面に有孔ボードを敷き詰めるにも、

大体畳一枚分程度の有孔ボード

1枚で5000円以上はしますので、

それなりの費用がかかってしまいます。

 

手間もかかりますしちょっとそんな余裕はない…

という人は、防音対策を組み合わせて使用しましょう。

 

 

押し入れ防音室+有孔ボード

押し入れを防音室として使用する際に、

吸音材や遮音シートに加えて

有孔ボードを使用してみてください。

大分音も遮られるようになるはずです。

 

さらに段ボールも使用すると

壁が分厚くなり結構いい感じに

防音できるはずです。

 

貼り重ねることで

崩れないようにするには

難しいかもしれませんが、

突っ張り棒をいくつか縦に取り付けて

その間に固定するための

棒状の物を挟んだりすると、

壁面の崩れも押さえることができます。

 

ディアウォールを使って小さな防音室を作る

ディアウォールは壁際だけでなく、

床から天井まで突っ張れる場所であれば

部屋のど真ん中でも柱を作ることができます。

 

それを利用して、

部屋の中に小さな部屋を作って

防音室を作ってみましょう。

 

ディアウォールを4か所取り付け、

その周りに板や段ボール、

吸音材・遮音シートや有孔ボードを取り付けて

個室を作ります。

 

ドアはちゃんとした物は

難しいかもしれませんが、

蝶番を使えば開閉できる壁程度は

簡単にできます。

 

周りは隙間ができないように

注意をしましょう。

壁際ではない場所に作れば、

音漏れも軽減できます。

 

有孔ボードを使わない、ある物を有効活用する防音対策

極力物は買わずに、

身近にある物をフル活用して何とかしたい

という方には、

マットレスを使うのがおすすめです。

 

特に低反発など

ウレタン素材のマットレスは、

衝撃だけでなく

音の吸引にもすぐれた素材です。

 

寝具に低反発マットレスを使用している方は、

それを壁際に立てかけたり

かまくら状にしてその中にいれば、

ある程度防音することができます。

 

マットレス一枚だけでは

足りないかもしれませんし、

低反発マットレスって結構重い物もあり、

硬さもまちまちですので

柔らかすぎたら立てかけには

向かないかもしれませんが、

一度試してみてください。

 

❤ 最後に 

 

お金を掛ければ何でも可能ですが、

お金を掛けずに作ることは達成感もあって大好きですね。

 

就寝時の利用だけであれば、

布団サイズに小さく作ってコストダウンはいかがですか。

 

ただ、寒い時期は暖かくて良いかもしれませんが、

夏はかなりの暑さを覚悟で寝てくださいね。