生活の知恵

同居と同棲は何か違うの?住民票についても分かりやすく解説!

交際している人がいる方は、

一度は同棲を考えることがあるかもしれません。

 

結婚まではまだ考えられないけれど、

好きな人とずっと一緒にいたいと思うのは自然なことですよね。

 

ところで、一緒に暮らしていることを

世間では同居とか同棲とか言われていますよね。

 

最近ではシェアハウスなども流行っていますが

この場合はどちらにあたるのでしょうか?

 

結婚をする前に彼と一緒に暮らすことを考えている方や

結婚はまだしたくないけど一緒に暮らしたい方へ

同居と同棲の違いや、

相手との関係は法的にはどういう扱いになるのか

などをご紹介していきます。

 

「内縁の妻」と言うけれど、内縁と同棲の違いって何!?

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まず、同居とは住民票上の世帯が同じで

親族関係であることが多く見られ、

それ以外でも恋人同士ではない

他人同士、友達、親戚など近い間柄の人と一緒に住むことを

意味している場合がほとんどです。

 

友達同士や他人同士で同居することを

最近ではルームシェアという言葉で表現されることが

多くなってきました。

 

次に同棲とは、住民票上の世帯が違う他人が

一緒に暮らすことを言われますが、

一般的な認識として恋人同士が一緒に暮らすことを指しています。

 

同棲をしている恋人同士で

「内縁の妻」や「内縁の夫」などを耳にすることが

あると思います。

 

同棲をしていたら、勝手に内縁関係になるわけではありません。

 

「内縁」とは必ずしも一緒に暮らしている関係を

表しているのではなく、

二人が婚姻届を出していない状態で

夫婦同様の関係であること表しています。

 

お互いに婚姻の意思があることと、

第三者からも夫婦同様の関係だということを認識されていれば

内縁関係と認められます。

 

同居の社会的意味を法律を交えて、やさしく解説!

最初に説明した通り、

同居は親族や身近な他人と暮らすことを表しています。

 

ただ、現状、「同居」に対しての定義はあいまいです。

住民票上ではその家の世帯主と同居人の名前が

それぞれ記載されていることがほとんどです。

同居人に対しての法的な義務などは特に定められていません。

 

内縁関係であれば、いくつかの法律が適用される場合があります。

 

  • 同居・協力・扶助義務
  • 貞操義務(ただし他の人と婚姻しても重婚とはならない。)
  • 内縁関係における費用や労働、家事育児を分担する義務
  • 自己の名で得た財産以外の不明な財産については

夫婦共有のものとされる

 

 

同居、同棲、内縁関係というものの線引きは

とてもあいまいなものですので、

一緒に暮らしている状態を

自分達や第三者がどう判断するかということにもなります。

 

結婚を前提に一緒に暮らすのであれば、

同棲をしていずれかは婚姻関係に至った方が

社会的信用もありますよね。

 

 

まとめ

 

何かの事情で婚姻関係をまだ結べないというのであれば、

内縁関係という形で一緒に暮らすことで、

ある程度の法的義務も発生してきますので

相手と今後のことをよく話し合ったうえで

一緒に暮らす計画を立ててくださいね^^