起きた時、なんか体調が悪い・・・
体が冷えて寒さを感じて測ってみたら35度台!
びっくりしますよね。
それって、
もしかしたら自律神経に乱れが生じて、
低体温になっているかもしれません。
特にここ最近で朝の体温が急に低くなった場合には、
注意が必要です。
今回は、朝起きた時に体温が低くなってしまう原因と、
効果的な対処法について解説します。
低体温での症状と、その原因とは?
低体温の主な症状
基本的に、大人の体温は36.8℃前後が平熱なのですが
35℃台になってくると低体温とされます。
すると、
朝だるくて起きるのがツラい、
吐き気やめまいがする
などの他に、
腰痛や頭痛、
女性ならば
生理痛の悪化などの症状が現れます。
低体温の原因
でもなぜ起きた時に低体温になってしまうんでしょうか?
原因の一つは、
生活環境の変化といわれています。
無理なダイエットや運動不足
無理なダイエットをし過ぎている、
もしくは栄養や運動不足がここ最近続いているようなら、
それによって体温が下がってしまいます。
栄養が足りなかったり、筋肉が少なくなっていると、
女性は特に体温を下げてしまいがち。
また、環境の変化によってストレスが溜まっていると、
自律神経が乱れやすくなります。
この自律神経の乱れによって、
低体温を引き起こしてしまうんですね。
急に朝起きるのがツラくなったり、
腰や肩の痛みを感じるようになったら、
一度、自分の生活習慣を見直してみてください。
手術後
また、全身麻酔を使うなどした
大きな手術をした後も低体温になりやすいです。
もともと、身体と手足の温度は違います。
身体の方が37度前後、手足は30度前後になっています。
試しに腕などで測ると、その差がわかりますよ。
手術中は、血流が良くなるので
冷たい血液も身体に流れ込みます。
すると、身体はぬるい血液が
入ってきますから体温が下がりますし、
逆に、手足は温度が上がります。
で、手術中は動かないようにされているので、
身体はいつもより冷えやすいですね。
とはいえ一昔と違って、手術の環境なども見直されているので
そこまで極端な低体温が出る人は減っています。
平熱が低くなった場合の対処方法は?
体温が低くなってしまうのは、
体を冷やし過ぎていることが一番の原因です。
冷たい飲み物やアイスクリーム、ビールなどを摂ると、
体を冷やしてしまいます。
また、運動不足も体の代謝を低下させてしまうので、
体温を下げてしまうんですね。
そして、入浴の仕方によっても低体温の原因になり得ます。
入浴時、時間がないかといって、
シャワーだけで済ませていませんか?
シャワーだけだと体の芯まで温まらないので、
体温が上がらないばかりか、血行を良くすることも出来ないんです。
では、低体温の効果的な対策を紹介していきますね。
・無理なダイエットはしない
肉類などのタンパク質を一切摂らないと、
筋肉量も増えないため、体温を下げてしまいます。
ダイエット中に肉類を食べるのを控えている人も多いですが、
栄養が不足すると健康的に痩せられないし、
代謝が悪くなり、逆効果になってしまうんです。
そこで、炭水化物は控えた上で、
たんぱく質をはじめ、
栄養をしっかり摂るようにしましょう。
・適度な運動をする
運動をすると筋肉量も増えるし、
代謝もアップして、体温も上げられます。
そこまで激しい運動をする必要ないので、
ウォーキングやスクワットなどをしていくと良いですよ。
・冷たいものを飲んだり食べたりするのを控える
飲み物はなるべく常温か温かいものにして、
体を冷やしてしまう食べ物も控えるようにしましょう。
ちなみに、体を冷やす食べ物とは、
トマトやキュウリ、レタス、ナス、スイカ、
バナナ、柿、リンゴ、そば、小麦、
白砂糖など。
また、白砂糖をつかったお菓子類も体を冷やすので、
極力食べないようにしましょう。
反対に、ショウガやトウガラシ、
根野菜などは体を温めてくれますよ。
・お風呂に浸かる
入浴時はシャワーだけで済ませず、
温かいお湯にしっかり浸かるようにしましょう。
血行が促進されて代謝が良くなるし、
体が芯から温まるので、寝付きやすくなります。
夏場もエアコンで体が冷えてしまうので、
季節問わず、お風呂にしっかり浸かりましょう。
まとめ
低体温は、手術などの要因があることもありますが、
たいていは、冷えによる自律神経の乱れからくるものです。
栄養を満遍なく摂って、適度な運動を心掛け、
入浴時はお風呂にしっかり浸かるようにしましょう。
また、冷たいものはなるべく摂り過ぎないようにしてくださいね。
そうすれば、体温も上がってくるので、
体調が良くなったり、痩せやすい体にもなりますよ!