子育て

脱水症状で発熱はあるの?寝てばかりの子に注意!

子供がいつもより寝てばかりいて様子がおかしい!

という時はまず脱水症を疑ってください。

子供は大人に比べて脱水になりやすいのです。

 

では、実際に子供が脱水状態になっている時は

どのような症状が出るのでしょうか。

気を付けたい子供の体調変化と対処法をご紹介します。

 

子供が脱水症状だと、寝てばかりになることがあります。チェックしたい項目とは?

スポンサーリンク






 

まず、脱水症状の特徴として、

 

・のどの渇き、唇の乾燥

・食欲低下

・倦怠感、めまい

・頭痛

・吐き気、嘔吐、けいれん

・尿量の減少

 

などがあります。

 

 

子供の場合はうまくこれらの症状を伝えることはできません。

子供が脱水症状かを見分けるサインは

 

・いつもと比べておしっこの回数が少ない、もしくは出ない

・泣いているのに涙が出ていない

・唇や口の中が乾燥している

・元気がない、寝てばかりいる、機嫌が悪い

・いつもより水分を欲しがる

・手足が冷たい

・お腹の皮膚の張りがなくしわしわになっている

 

などです。

これらの項目に当てはまれば脱水症状の可能性があります。

 

 

脱水症状で発熱、頭痛などが起こったらどうしてあげるべき?

 

子供は発熱や嘔吐下痢をしやすいですよね。

そのような時は特に脱水になりやすいので、すぐに対処が必要です。

 

脱水症状は体の水分だけでなく、

ミネラルも失われることで血液の流れが悪くなり起こります。

 

その為、脱水症状がみられた時に

水分だけではなく、ミネラルも必要です。

 

まずは経口補水液を飲ませましょう。

一気に水分を取ると嘔吐してしまう可能性があるので、

少量を数回に分けて飲ませてください。

 

経口補水液は市販されていますので、

薬局やスーパーなどで購入できます。

有名なのは「OS-1」というものです。

他にはイオン水やだし汁、スープなどでもよいです。

 

子供の好きな牛乳ですが、

消化に時間がかかり負担になる為避けましょう。

 

それでも水分が取れなかったり症状の改善が見られない場合は

すぐに医療機関を受診してください。

 

子どもに脱水症状がおきやすい理由とは?

なぜかというと、大人の体の水分量は60%程度ですが、

子供は70~80%の割合を占めているからです。

 

さらに大人とは水分のバランスも異なります。

人の体には細胞があり細胞体液と細胞外液とあります。

細胞の中にある細胞体液はほぼ変化しませんが、

細胞外液は変化が多く、水分喪失も細胞外液から始まります。

 

子供は大人に比べてこの細胞外液の割合が多いため

大人よりも脱水症になりやすいといわれています。

 

また子供は大人よりも運動量が多く、汗もかきやすいですよね。

これらの理由から、子供は大人よりもこまめな水分補給が必要なのです。

 

まとめ

 

脱水症状は予防が大切です。

大人でも寝ている間にコップ1杯分の水分を失っていると

いわれます。

 

子供はそれ以上に水分が失われていますので、

日頃からこまめに水分補給することを意識してくださいね!