小学校の先生といえば、昔は「ジャージ」という勝手イメージがありますが、
昨今はおしゃれにも気を使っていますね。
保護者の目もありますし、先輩教師の目もあります。
あまり派手な格好は出来ないし・・・。
色々悩んだ結果がジャージ、という先生が多いです。
服装ひとつ取っても印象は大分変わってきます。
では、どんな服装が良いのでしょうか検証です。
教師の服装ってどうすればいい?無難な服装が知りたい!
なんだかんだ言っても、大前提として子ども相手の職業ですから、
動きやすくて汚れても良い服装が基本です。
なのでジャージは必須アイテムですね。
ただ、年中ジャージで良いかといったらそうでもないらしく、
子どもたちの目も気にしましょう。
意外にも、先生の服装を話題に子どもたちは休み時間を楽しむことや、
家に帰ってお母さんに話したりすることもしばしばあります。
そうなると、気が気でないですね。
「うちの先生はいつもジャージだよ」
「先生が格好悪い服装していたよ」
などと保護者の耳に入っています。
それでは、先生のイメージも悪く成りかねません。
それではファッションポイントをおさえておきましょう。
①アクセサリーは極力結婚指輪のみ
社会の常識として、教員勤務にアクセサリーが必要かという意味で。
また、アクセサリーの紛失、生徒にケガを負わせないような配慮で
必要性はないとされています。
② 厚化粧は禁物
女の子は影響されやすいので、華美にならない薄化粧が好ましいです。
真っ赤な口紅、ばっちりアイメイクはNG!
③スカートの長さ
スカートが悪いと言う意味では無いのですが、ミニスカートや、
やたらとなびくヒラヒラスカートは動きにくいです。
「学校に何しに来たのですか」と言われてしまいます。
④ 茶髪
学校によっては規定の髪色があります。
また、子どもにとってはかなり衝撃的なことですから
気をつけなければいけません。
男性教師でしたら、女性教師よりも活発に動きますよね。
そうした中、スーツでは動きにくいと感じますが、
生徒の前でもきちんとした服装でいてもらいたいのが
保護者の本音です。
トップスはポロシャツやカラーシャツ、
ボタンダウンのシャツがお勧めです。
色もホワイトにこだわらず、汚れの目立たない色をチョイスして下さい。
ボトムは、チノパンやストレートパンツなどが良いでしょう。
ジーンズやカーゴパンツはカジュアル過ぎます。
サルエルやイージー、リブパンツはラフ過ぎますので好ましくありません。
普段着よりも少しキッチリした服装を心がけてください。
女性教師でしたら、トップスは同じくポロシャツ、
アンサンブル、カットソー、カラーシャツ、ブラウス、
カーデガンなど様々なバリエーションがあります。
気をつけなければいけないのが生地の薄さ。
シースルーなど透け感のあるものは肌の露出度が高まるのでNG!
薄めの生地も、子どもと遊んでいるうちに破けたりしますので気をつけましょう。
また、胸元が開いてしまうものもふさわしくありませんので注意が必要です。
次にボトムですが、スカートよりもキュロットが動きやすいのでお勧めします。
また、サブリナパンツ、チノパン辺りが無難です。
カジュアル過ぎないようにしましょう。
毎日の事ですが、トップスとボトムの入れ替えで
少ないアイテムでもコーディネイトを楽しめます。
シチュエーションによっても違う!よくあるパターンを紹介!!
それでは、シチュエーション別でご紹介しましょう。
入学式・卒業式
勿論、フォーマルな服装が原則です。
黒や紺にこだわらなくて大丈夫ですが、
派手な色は避けましょう。
男性教師はスーツが基本です。
女性教師はスーツにブローチを付けたり着飾ります。
6年の担任になると、卒業式では袴を着用しており素敵でした。
袴は年齢問わず、年配の先生も着用していたので子どもたちも大騒ぎです。
授業参観
スーツまで着てビシッとといった感じではないですが、
スカートだったりスラックスだったりと
キッチリした服装の方が、保護者受けが良いです。
「先生、今日はいつもよりおしゃれだね。」
と生徒に言われたら、きちんとしている服装だと感じてください。
子どもたちははとても敏感ですから参考になります。
運動時
今日は体育があるとか部活動の練習があるなどという時は、
Tシャツにジャージの組み合わせが多いです。
更衣室がありますので、
さっと着替えられる服装でその日は通勤すると良いですね。
★ 最後に ★
何でもそうですが、度が過ぎてはいけません。
周りの目を気にし過ぎるのも問題ですが、
社会人としての自覚を持って先生方もファッションを楽しんでほしいですね。