旅行・行楽

枯れないか心配…盆栽の水やりは旅行中どうするべき?不在時の対応法

旅行に行きたいけれど、盆栽に水をあげないと枯れてしまうかもしれない。

旅行中の水やりをどうしたらいいの…。

 

 

こういったお悩みはありませんか?

 

 

夏場などの、日差しの強い時や、

気温の高い時は、水やりの回数も増えますから、

一日あげられないだけでも盆栽が傷んでしまうかもしれません。

 

 

また、長期の旅行ですと、さらに気がかりになりますね。

一度傷めてしまうと、もとの状態に戻るまでに

しばらく時間がかかってしまいます。

 

 

そのせいで、

せっかくの花や紅葉が楽しめなくなる可能性もあります。

 

 

旅行前には、どう対処して出かければよいのでしょうか。

 

 

 

盆栽は旅行中にどうしておくといいの?

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1泊2日~2泊3日程度の場合はというと・・・

 

 

置き場所でのりきる

半日陰や、朝日のみ当たる、西日のみ当たるような場所に移動させる。

こうすることによって、水分の蒸発を減らします。

 

 

水ごけでのりきる

水ごけ」にたっぷりの水分をふくませたものを

盆栽の土の上にのせて、土の部分を覆います。

これによって水分の蒸発を減らします。

 

 

上記のふたつを組み合わせれば、より効果的です。

 

 

では、1週間以上の長期不在の場合はというと・・・?

 

 

ペットボトルの水を鉢底から給水させる

 

ペットボトルを横倒しにして、

水が乾いたところに自然と吸われる現象を

利用する方法もあります。

水の押し出しは、ペットボトルの圧力を使います。

 

 

よくある上から指して給水するものだと、

すぐに水がなくなってしまいます。

 

 

そうすると乾燥して枯れてしまうので、

鉢の底から給水させます。

 

 

やりかたは、ペットボトルキャップに付けるタイプで、

チューブがついている水やりキャップを使用します。

 

 

こちらの先端にPPなどの合成繊維の組みひもをつけます。

それを鉢の下の穴から刺して、下から給水させます。

 

この特殊な水やりキャップの値段は、

1000~1500円程度が相場です。

 

 

自動給水機を使う

 

また、自作するのが面倒な場合は、

自動給水装置を設置すると便利です。

 

 

タイマーで設定した時間になると、

一定量の水を給水してくれます。

 

 

家庭用であれば、ホームセンターなどで

6000円~2万円程度で購入できます。

 

 

シャワータイプのものもありますが、

強い風などの影響で盆栽にまったくかからないこともありますので、

鉢にさして使うタイプをおすすめします。

 

 

盆栽の水やりは通常どのくらいしておくべき?

盆栽は鉢植えになっており、とてもデリケートなものです。

何を育てているかによって取り扱いや

水やりの仕方も違ってきます。

 

 

まずは、一般的な水やりの回数ですが、

基本的に夏は2回、その他のシーズンは

様子を見ながら1回あげるかあげないかで調整しましょう。

 

 

つまり夏ですと、これよりも多く水を与える必要が

あることもありますし、

冬ですと2日に1回で足りてしまうこともあります。

 

 

普段から植物の状態をよく見て、

適した分量を把握しておきましょう。

 

 

ここから考えても、ペットボトルの水を鉢底から給水させる方法が、

少しずつ給水してくれるので良いと思います。

 

 

ただし、凍結などの恐れがある気温ではない場合に、ですので、

冷え込む時期は気をつけましょう。

 

 

おわりに

旅行中、生き物を家に置いていくのは心配ですよね。

 

おすすめは、底から吸い上げをする方法です。

普段の水やりから使えるワザなので、

旅行前に試せればトライしてみて、様子をみてはいかがでしょうか?

 

ペットボトルの横倒しの場所などの微調整も、

先にわかっておくと確実です。

 

それ以外にも水やりの回数も減って、楽になるかもしれませんよ。

気がかりなく、旅行にいけますように!