10年以上の飼育者が解説!ヘルマンリクガメの飼育方法とは?

アドセンス本文上

スポンサーリンク

ヘルマンリクガメはもともと、

サバンナ気候やヨーロッパの地中海性気候地帯の

乾燥した地域やってきた種類なのですが、

日本のように湿気の多い地域でも

あまり気にせずに暮らしてくれる

適応能力の高い」カメです。

ヘルマンリクガメを飼育する方法は、大きく分けて2つ。

今回はヘルマンリクガメを飼育する方法を二つ、

ご紹介します。

ひとつめは、「室内にて水槽内の温度管理をして飼育する」

もうひとつは、「普段は室内で、夏場のみ庭で飼育する」です。

自然な状態では、

なかなかヘルマンリクガメにとっての

最適な環境を作りにくいので、

「水槽のみ」で飼育することが多いのですが、

私は夏場だけ、

庭に柵を作り逃げないようにして放し飼いをしています。

夏は外→秋口から水槽→初夏になったらまた外

 

というように、冬眠をさせないようにして、

なるべくストレスのないように考えています。

ヘルマンリクガメの最適な温度は?どんな環境を用意する?

では、ヘルマンリクガメにとっての適した気温は何度なのでしょうか?

ヘルマンリクガメに適した温度は

だいたい25度前後から30度前後です。

ですが、30度でもずっと直射日光を浴び続ければ

弱ってしまいます。

また、25度をきるとだんだん動きがにぶくなり、

20度をきるとエサをほとんど食べなくなり、

15度をきると冬眠状態になります。

このようにヘルマンリクガメは、

日本在来の生物ではないので、

管理をしないとすぐに死んでしまうのです。

ここで私が実際に行っている、

「普段は室内で、夏場のみ庭で飼育する」スタイルを紹介します。

水槽について

水槽は、

内部でカメが自由に動き回れるくらいにゆったりしたもの

を選びます。

我が家のヘルマンリクガメは現在成体となり

体長が20センチ程度ありますので

奥行45センチ横幅60センチ高さ35センチの、

スライドガラスタイプのランチュウ水槽を使用しています。

ここに、床材を深さ5~10センチくらい敷きます。

床材は「マルカン コーンクリーンベッド 900g」

を使用しています。

こまめに排せつ物のお手入れをすることを考えると、

この床材がもっともリーズナブルで使いやすく、

安全性が高くてよかったです。

次に、上部に爬虫類用の紫外線の出る蛍光灯を設置し、

太陽光ライトもつけます。

これが基本の水槽セットです。

水飲み場は個体によって好むものも、

好まないものもいるので

試しにつけるのもよいと思います。

夏場の庭での飼育について

まず、40センチくらいの高さの丈夫な柵をつくります。

脱走を防止するためです。

そして、飼育スペースの3分の2程度が

日かげになるように工夫します。

直射日光は、カメにとってもつらいものです。

我が家では木が茂っている場所に作り、

さらにベランダから日よけをぶら下げて暑さ対策をしています。

夏の日中は、35度を超えることもしばしばあるためです。

また、涼しくて落ち着けそうな場所に

シェルターといって隠れ家を設置します。

カメがはいれる程度のもので

しっかり日陰になればよいです。

木製の箱や大きな植木鉢を逆さにして、

出入り口を開けたものなどで大丈夫です。

ヘルマンリクガメって何を食べる?冬眠はする?

リクガメの基本は草食です。

いろいろ食べられますが、私がよく与えているのは

コマツナ、モロヘイヤ、ハクサイ、チンゲンサイ、キャベツ

などの葉物野菜

茹でて薄くスライスした人参やカボチャ

などの根菜類

バナナ、モモ、ブドウ

などの果物類です。

草食なため、栄養バランスが難しいので、

なるべく同じものを与え続けず、ローテーションさせています。

数週間に一度くらいの割合で

リクガメフード」を利用すると栄養バランスがとれやすくなります。

リクガメフードばかりになると、栄養が過剰になってしまい、

そのために起こる病気もありますので、

注意して使用しましょう。

また注意としては、

ニラやネギの仲間は食べさせてはいけません。

冬眠について

もともとはエサのない冬を乗り越えるための手段です。

ですから、エサがあるなら冬眠しなくても問題ありません。

冬眠は、春に生きて復活する個体50%

そのまま土の中で死んでしまう個体50%

で、リスクのあるものです。

実際に私も冬眠を試しにさせたことがありましたが、

目覚めたものの

土中にいたカメヘルペスウイルスに感染してしまっていて、

まもなく死んでしまった経験があります。

そのあと、残ったカメは一度も冬眠させていません。

冬眠はリスクがあるのです。

まとめ

私はヘルマンリクガメを10年以上飼育しています。

できるだけカメの気持ちを考えて、毎日お世話をしています。

愛情をそそぐと、それに応えるようにカメも成長していくのがよくわかります。

みなさまも、ぜひ大切に育ててあげてください。

10年以上参考にしてきた解説本です。

どうぶつ出版 菅理 宏文 著  「リクガメの衣、食、住」

投稿記事下アドセンス
スポンサーリンク