2歳差育児…ということは下の子が生まれる頃、
上の子は「イヤイヤ期」真っ最中!!
2つのことをこなさないといけないというのは大変ですよね。
「イヤイヤ期」は、
お子さんが順調に成長している証だけれど大変な時期。
そんな時期だと分かっていてもママは
「もう限界!!」と思うことありますよね。
そこで、2歳差の育児をどうやったら楽にこなせるのか、
考え方についてお話したいと思います。
2歳差ってしんどい・・・楽な育児の考え方のコツ
下の子が赤ちゃんの頃、
上の子は、「赤ちゃん返り」や「イヤイヤ期」そして
「トイレトレーニング」が重なる時期でもあるんです。
こう考えるだけでも嫌な荷がのし掛かって
育児していくのに自信をなくしがちです。
初めての2歳差育児だったらどうしたら良いのかわからなくて
ノイローゼに・・・なんてことも。
私も、なりかけたことがあります。
大変な時期とは?
特に、下の子が生まれてから
2歳から3歳になるまでが一番大変です。
でも、それは二人目がかなり小さいうちの話で、
どんどん成長するに従って2歳差の育児で
良いこともたくさんあります。
段々と楽になります。
その時期が過ぎれば、上の子も幼稚園や保育園に入園して
ママと離れる時間が多くなってきます。
それに、下の子の「イヤイヤ期」もおさまってくるので、
少しずつですが気持ちが楽になってきます。
2歳離れていれば、
ママが間に入らなくても兄弟同士で仲良く遊ぶ姿が見られます。
興味を示すものが似ていることもあって、
同じ玩具やゲームを2人で共有して
一緒に遊ぶことが多く見られるでしょう。
兄弟同士で一緒に遊んでくれると、
ママもホッと、一息つくことができて嬉しいですよね。
また同じものを好きになる傾向にあるため、
2人で共有することもできますよ。
勿論ケンカは、付き物ですが、
歳が近い分お互いを思いやる気持ちや物を分け合ったり、
譲り合ったりする気持ちが、上の子にも下の子にも育まれると思いますよ!
育児用品をすぐに共有できる。
他に、性別が異なる場合は、洋服のお下がりは難しいですが、
上の子が使っていたベビーカーやベビーベッドなどといった
育児用品を、下の子がすぐに使うこともできます。
ベビーカーなど大きい物は、出し入れするのが大変なので、
すぐに使えるのは大助かりですよね。
また、無駄なく使うことができ、お金の節約にもなります。
子どもたちへの接し方のポイントとは?
下の子供が産まれると、
上の子は今まで独り占めしていたパパやママの愛情が
下の子供にも分け与えられることになります。
そのとき、上の子がそれに耐えられず
「赤ちゃん返り」をして対抗することがあります。
これは「甘えたい」という、
お子さんの気持ちから起きていることなんです!
赤ちゃん返りへの対応について
赤ちゃんの育児で大変なママは、
イライラすると思いますが、
そこは我慢して優しく接してあげるようにしましょう。
「お兄ちゃん・お姉さんだから我慢して!」と、
つい言ってしまいがちだと思いますが、
上の子を我慢させるのではなく、
できるだけ要望に応えて甘えさせてあげることが大切です。
頻繁に抱きしめてあげるだけでも違いますよ。
よく、まずは上の子!といわれますが、
下の子を抱っこした後でも大丈夫です!
何かをやり終えた後や寝る前などに上の子も同じように、
ギュッと抱きしめて「よくできたね」「大好きだよ」と褒めてあげたり、
抱っこをしてあげてくださいね。
上の子も生まれてたったの2、3年。
難しいですが、ママが余裕を持って接してあげたいですね。
大切なのは、愛情を伝えてあげること。
愛情を伝えたりするのも
赤ちゃん返りしたお子さんと向き合うのに大切なことなんです。
上の子が、お兄ちゃん(お姉ちゃん)ということを自覚してきて、
下の子に「してあげたい」ということを優先的に応援し、
『ありがとう!』と褒めてあげてくださいね。
自分がしていることが、
ママにとって「役に立っている」ということが分かり、
それが自分なりに自信に繋がって
妹や弟が、「自分」のことを必要としているという喜びが伝わるんです。
兄弟げんかは、成長のチャンス
2歳差の育児の中でも対応に困るのが、
「兄弟ケンカ」ですね!
ママの取り合いから物の取り合いなど。
「仲良く遊んでいるなぁ」と思ったら
次の瞬間にはケンカが始まっている…。
我が家でも、些細なことでの小競り合いが絶えませんでした。
でも、逆に考えれば、お子さんたちの学び、
成長のチャンスです。
「自分の意見を相手にどう伝えたらいいのか」
「どうやったら周りの人間と上手くやっていけるのか」
を考える良い機会になります。
なので、ケンカが始まってもすぐに仲裁には入らないで
酷い叩き合いになるくらいまでは、見守っていて大丈夫です。
どちらかがママやパパに助けを求めてきたら、
事実を受け入れて欲しいだけ、
ということで、駆け寄ってくることもしばしば。
「痛かったの!」
と駆け寄ってきたら、
「そうか、痛かったんだね」
と、共感してあげるだけでもOKです。
むしろその方が、子どもが自分で次の行動を考えられます。
この方法は、保育士さんも取り入れているものです。
うちでは、親の意見をはさまないので
子どもの自主性が育ったように思えましたので、
この対応をしてよかったなと思います。
また、「仲良くするにはどうしたらいいのか」
を考えるきっかけを与えてあげて、
ケンカしたり仲直りしたりを繰り返しながら、
お子さんたちは成長し、お互いの絆を深めていくんです。
“ケンカするほど仲が良い”という言葉もありますよね。
パパやママからにしたら毎日ケンカ三昧な毎日で、
うんざりするかもしれませんが、
成長していると思って広い心で付き合ってあげたいものですね。
まとめ
いかがでしたか?
このように、2歳差の育児は、
上の子の「赤ちゃん返り」や
「イヤイヤ期」「トイレトーニング」の時期が重なる時と
お子さんが成長するにつれて
下の子が2歳から3歳になるまでは大変です。
でも、下の子の「イヤイヤ期」もおさまってくると
ママの気持ちが楽になってきます。
「兄弟ケンカ」で対人関係スキルを磨きながら、
たくましく成長して姿を見守っていきましょう!!
2歳の差であれば、兄弟同士で仲良く遊んでくれたりもするし、
兄弟の良さを伺うことができますね。
ケンカの際は、酷く手に負えなくなった時に
ママやパパが仲裁に入ってあげて後は見守るようにしましょう。
ただ仲裁に入るだけではなく、
お子さんに考える場を設けてあげることが大切なんですね。