普段、足がつるというのは
よく聞くと思いますが、
脇の下がつったという人は
周りにあまりおらず、
何か病気なのでは?
と不安になる方も
いらっしゃるかと思います。
脇の下といえば
心臓や肺に近い場所なので、
余計に不安になりますよね。
では、実際に考えられる
病気はあるのでしょうか?
ここでは、脇の下がよくつるという方へ
原因と解決策をご紹介していきます。
脇の下がつる原因には肋間神経痛の疑いも!?
まず、病気として考えられるのは、
モンドール病です。
胸から脇~脇腹にかけて痛みがある、
血栓性静脈炎。
中年の女性に多くみられ、
血行不良が原因とも言われています。
自然に痛みは治まり
自然治癒することもあります。
次にティーチェ病です。
軟骨に炎症が起こり脇の下が
つるような痛みがあります。
原因はいまだ解明されていないことが多く、
激しい運動や外からの強い刺激、
感染症などが原因とも言われています。
この場合は、炎症を抑える薬などで
治療していきます。
もう一つ、考えられるのは
肋間神経痛です。
肋間神経痛の場合は病気を原因と
するものとそうでないものがあります。
病気を原因とするものは、
帯状疱疹、脊椎や心臓、肺などの
何らかの異常によって
痛みを伴っている場合があります。
そうでない場合は
無理な姿勢を続けたり、ストレス、
身体の疲労、運動不足などが
挙げられます。
ただしこの場合は痛みが一時的で
時間がたてば治まることがほとんどです。
痛みが続く場合は
基礎疾患の疑いがありますので、
医療機関を受診することを
おすすめします。
脇の下がつる原因には胸筋の発達不足も!? 簡単な運動で解決!!
脇の下がつる原因が病気ではなく、
肋間神経痛などのストレスや
運動不足によるものであれば
ちょっとした運動や
ストレッチで解決することもあります。
まずは体を柔軟にさせることです。
しっかりと体を温め
血行を良くしましょう。
両腕を耳の横に沿わせ、
垂直に上げ肘を伸ばします。
これだけでも血行がよくなり、
筋肉の緊張がほぐれます。
ほぐれてきたら、
胸の前で合掌をします。
合わさった手を両方から
グーっと押し合います。
バストアップなどでも
よく紹介される筋トレ方法ですね。
筋トレはやりすぎても
逆効果になりますので、
このくらいの軽い運動から
はじめてみてください。
まとめ
脇の下がつったらまず、
症状を見極めて
すぐに治まるものであれば
軽い運動などで様子を見て、
あまりに続くようでしたら、
医療機関を受診しましょう!